Sansan、メール接点をデータとして蓄積できる新機能「スマート署名取り込み」を発表
2021/12/7
Sansan株式会社は、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、メールでやりとりしている相手の署名や差出人情報等を自動で識別、補完し、Sansan上に蓄積することができる新機能「スマート署名取り込み」を追加すると発表した。機能提供は2021年12月中を予定しており、Sansanユーザーであれば、追加費用なしで利用可能だ。本機能の提供により、コロナ禍において営業活動のオンライン化が進む中、メールからも接点データが蓄積可能になることで、オンライン上の接点データの網羅性を高め、営業活動におけるデータ活用を後押しする。
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■「スマート署名取り込み」機能開発の背景
一方で、営業現場ではオンライン商談・ミーティングまで至らず、メールだけでやりとりをするケースが多く見られるという。また、バックオフィス・管理部門では、メールだけでコミュニケーションを取ることも多く、接点データの蓄積には課題があったとのことだ。
そのような背景から、今回、日常的なオンラインコミュニケーションとして利用されているメールを通じた出会いにも対応するため、Sansanの新機能として「スマート署名取り込み」を開発したとのことだ。
■機能概要
メールからSansan上に蓄積可能な情報は、基本項目の「会社名/氏名/メールアドレス」に加えて「部署/役職/電話番号」等となる。名刺交換で得た情報と同様にSansan上に接点データとして自動で名寄せされ、営業活動におけるデータ活用を後押しする。なお、本機能は2022年初旬にはMicrosoft Outlookとの連携も予定しているとのことだ。