DNP、AIを活用した子ども向け知育サービスのクラウドファンディングを実施へ

大日本印刷株式会社(DNP)は、AI(人工知能)を活用して子どもたちに「知ることの楽しさ」を伝え、興味・関心を育む「魔法の虫めがね」の本格的な開発に向けて、クラウドファンディングベンダー大手のMAKUAKEにて、クラウドファンディングを実施すると発表した。

「魔法の虫めがね」は、AIを搭載した専用の「虫めがね」を本などにかざすと、印刷された文字・絵・写真・イラストなどをAIが認識し、その内容を音で伝える「魔法のような」情報機器。今回クラウドファンディングの対象とする「おとるーぺ」は、この「魔法の虫めがね」を活用した子ども向けの知育サービスで、主に以下の機能を提供する。

■「魔法の虫めがね」を活用した知育サービス「おとるーぺ」の特長

・「虫めがね」で絵本などを覗くと、文字や場面を認識して、最適な朗読音声やBGMを再生する。
・「虫めがね」で覗いたモノを認識して、最適な効果音や説明文を再生する。
・子どもが調べた図鑑などの写真やAIの認識内容を保存し、親がスマートフォンアプリで参照できる。
・子どもが利用した履歴のデータから、子どもの興味関心を分析する。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース

■クラウドファンディング実施の狙いと概要

DNPはデジタルトランスフォーメーション(DX)をメガトレンドのひとつと位置づけ、多様な事業領域で、AIやクラウド環境等を活かした新たなビジネスモデルの構築、新しい価値の提供に努めている。また、社会や人々が求める製品・サービスをできるだけ早くリリースするため、エンジニア自身が価値の創出・提供をいち早く行い、フィードバックを通じて改善していく、継続的なアジャイル開発と実証実験を行っている。今回、より多くのユーザーの意見をより効果的に素早く本サービスに反映するため、クラウドファンディングを通じたテストマーケティングを実施するとのことだ。

概要 : 「魔法の虫めがね」を活用した知育サービス「おとるーぺ」の開発・提供に賛同する生活者は、「応援購入する」ことができる
実施期間 : 2021年12月16日から2022年3月15日
税込価格 :「魔法の虫めがね」本体と知育サービス「おとるーぺ」のクラウド利用料
3カ月分で12,800円
目標金額 : 3,000,000円

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