「フリーランス向けサービス カオスマップ2021年完全版」が公開

CAMELORS株式会社は、「フリーランス向けサービス カオスマップ2021年完全版」を作成・公開したと発表した。

昨年から100以上のサービスを追加・更新し、今回69カテゴリー、574のサービスにまとめた。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース

■カオスマップ作成の背景

同社は「信頼される人がどんな世界でも活躍できる世の中を創る」をミッションに掲げ、フリーランスや複業といった働き方でも継続して活躍できる環境を目指して事業を行っているという。2019年・2020年と作成・公開した「フリーランス・副業向けサービス カオスマップ」に対して、毎年多くの反響があり、2021年も作成することになったとのことだ。今年は新型コロナウイルスの感染拡大が継続し、不透明な状況が続いていたが、そのような環境下でも新たなサービスが次々と誕生し、複業人材向けのサービスも昨年以上に増加したとのことだ。

■フリーランス・副業向けサービスの最近の傾向

1)「ワーケーション」という新しい働き方や関連サービスが増加
新型コロナウイルス拡大の影響でリモートワークが加速した結果、リゾートや地方で休暇を取りつつ仕事もするという働き方「ワーケーション」が普及した。安価に連泊できるワーケーション旅行プランや、地方活性化を目的に自治体が主催したワーケーションプランも増加している。新しい働き方によって、仕事のパフォーマンス向上や、心身のストレスが軽減するといった健康面にもよい効果がでているという。その他退職リスクを軽減させるためにワーケーション制度を導入している企業もでてきているとのことだ。

2)企業のDX化加速により「リスキリング」のための教育サービスが普及
デジタル化など社会の変化で必要となったスキルを学びなおす「リスキリング」の流れが加速しており、即戦力人材の約5割が、既にリスキリングを実施するなど、デジタル化が加速するにつれて更に需要が高まっているという。以前から普及していたプログラミングスクールのみならず「WEBマーケティング」「動画制作」「AI」に関連するスクール等が増加。また理論に加え、より実践で使えるスキルを身につけられる講座も多く、昨今、企業が導入を開始しているジョブ型雇用の増加も影響していると言われているとのことだ。

3)フリーランス特化型の「保険」が登場
以前より、フリーランス向けの資金調達手段の1つであるファクタリング(請求書を即時で現金化できるサービス)が急増していたが、昨今ではフリーランスに特化した「保険」サービスが増えてきたという。業務遂行中における賠償リスクに備えた賠償責任保険や、事故や病気などで働けない時に対応する就労不能保険などに、少額(月額500円~)で加入できるサービスだ。会社員でなくても手軽に保険に入れるようになったことで、フリーランスという働き方を選択する自由度が高くなってきたとのことだ。

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