メタバースを活用した就活相談サービス「就活メタバース」が正式リリース

ポート株式会社は、次世代のマッチングサービスとして、メタバースを活用した就活相談サービス「就活メタバース」を正式にリリースしたと発表した。

■概要

同社は「世界中に、アタリマエとシアワセを」をミッションに掲げ、社会課題に対して、テクノロジーとマーケティングを活用し、解決していくことを目指し、主に就職領域、リフォーム領域、カードローン領域、エネルギー領域でマッチングDX事業を展開しているという。2011年の創業時、今でこそ当たり前になった、企業によるFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを活用したリクルーティングモデルの日本におけるパイオニアとして事業を開始し、インターネット、モバイル、ソーシャル、動画等、様々なプラットフォームを活用してマルチチャネルでのマッチングDX事業を展開し拡大してきたとのことだ。そのような中、2021年10月、アメリカのIT大手、フェイスブックがメタバースへの投資を発表し、社名を「メタ(Meta)」に変更した。メタバースとは「meta」(超越、高次の)と「universe」(宇宙)を組み合わせた造語であり、オンライン上でアバター等を使用して人々が活動できる仮想空間のことを意味している。メタ社のみならずバーチャルSNSなど仮想空間市場への新規参入が相次いでおり、近い将来、メタバースが人々が活動する一つのプラットフォームとして確立され、あらゆるモノ、ヒト、情報の「マッチング」の場として確実に広がっていくだろうと同社は考えており、主要なビジネスドメインになることも想定され、来るべき時代に備え、次世代のマッチングサービスとして事業化について早期に検討していくべきだと考えているとのことだ。その中でも、ワークスタイルが多様化する昨今において、メタバースを一つの「働く場所」として活用する例が増えてきており、働く場所の変化は、企業の入り口となる採用活動、なかでも面接活動の在り方を大きく変えるものと考えているという。

そこで、同社は2021年11月15日に「メタバースを活用したマッチングDX事業の実証実験の開始」を発表し、就職活動の様々な場面において、メタバースを活用した新しい就活体験を数多くテストマーケティングしてきた。近年、新型コロナウイルスの拡大とともに就職活動のオンライン化が急速に進んでおり、現在では多くの企業がオンライン面接等の導入をしている。一方で、オンライン面接では、対面に比べて、人柄やパーソナリティが伝わりづらいという課題も出ているという。そのような中、対面しているかのような仮想空間での説明会や面接は、よりリアルに企業と学生がコミュニケーションをとれる場として、導入が加速するのではないかと考えているという。そのような環境の中、同社はいち早くその流れを掴むべく、第一弾として、メタバースを活用して、キャリアアドバイザーが就職相談サービスを提供する「就活メタバース」を、正式にリリースしたとのことだ。
出典元:プレスリリース

■「就活メタバース」とは

「就活メタバース」とは、バーチャルプラットフォームを活用した就職相談サービス。オンライン面談とは異なり、まるで対面で会話をしているようなリアルな仮想空間を構築し、就活のプロであるキャリアコンサルタントが就職活動の悩みをヒアリングし、就活生の希望にそったキャリアプランの提案、人材紹介サービス等を提供する。

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