アバターを活用した健康経営サポートサービス「NUCADOCO」が提供開始

株式会社ジィ・シィ企画は、2022年1月より健康経営を実践する企業向けに、アバターを利用したヘルスケアサービスをリリースすると発表した。

従業員向けヘルスケアアプリ「NUCADOCO」と、同アプリ上で利用出来るリアルアバター生成機をリリース。アプリ契約企業に本装置を年1回貸出して、ボディサイズを三次元計測する3D身体測定を提供し同時に従業員をアバター化する。昨今デジタルヘルスケアとして注目されるヘルスケアアプリは、各企業で導入が進む中、利用率・継続率が伸びない悩みが多く、それを解決するのが本サービスだという。従業員の運動・食事・睡眠を可視化し、そのライフログによりアバターの体型やモーション、表情を変化させる事で毎日のヘルスケアをゲーム感覚で楽しめる。

リアルアバター生成機については、株式会社VRCが保有する高速3Dスキャン技術及びクラウド型3Dアバタープラットフォームサービスを採用。両社はNUCADOCO仕様のスキャナを共同開発し、今月ジィ・シィ企画の本社に納入、アプリ連携も実装済。今後ボディサイズ表示やライフログによる未来の体型予測、理想体型表示などを共同開発しサービスを拡張するとのことだ。
出典元:プレスリリース
また、様々なメタバースに本アバターの利用を目的に、メタバース提供各社と共創を進めており、デフォルメしたアバターなど、好きなアバターで働くことでプロテウス効果による従業員の能力拡張を目指すという。メタバース内決済については今後の研究課題として、アバターで本人確認ができて決済行為をしなくても購買体験が出来る世界を目指すとのことだ。

現在、職場や家庭、地域における社会全体の活性化に向けた「働き方改革」が推進され、各企業では従業員の長時間労働の改善や、多様な生活スタイルに合わせた勤務形態、雇用形態など、様々な改革に取り組んでいる。特に「健康経営」の重要性の高まりに伴い、従業員一人ひとりの心身への健康管理が求められるようになり、健康への行動変容を促進するサービスの需要も高まってきた。そのような社会背景の中、ジィ・シィ企画では「健康経営」の取り組みに貢献するため、従業員向けの健康経営サポートサービスとして「NUCADOCO」を提供し、企業で働く従業員一人ひとりの健康意識を高め、従業員のライフスタイル向上と労働人口問題の解決に貢献するという。なお、本件が当期の業績に与える影響は軽微とのことだ。

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