日本総合研究所とYazawa Ventures、共同開発した「DX/D&Iアセスメントシート」を提供開始

Yazawa Venturesは、デジタル・トランスフォーメーション(以下、DX)とダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)の要素を考慮した「DI/DXアセスメントシート」のβ版の提供を開始したと発表した。

これは、SDGsやESGに代表されるサステナビリティの領域で多くの知見とコンサルティング実績を有する株式会社日本総合研究所(以下、日本総研)と、日本の企業がイノベーションを持続的に創造し続けられる組織・文化へ変革するためのソリューションとして、共同で開発したものだ。

■DX/D&Iアセスメントシートの開発背景

昨今、SDGsやESGを意識した企業活動が注目を集め、多くの企業において取り組みが進みつつあるが、その一方でこれらサステナビリティのある取り組みと企業の業績やイノベーション創造との関係に課題意識を有する企業が散見されるという。

同社及び日本総研は、不確実性の高いウィズ・ポストコロナ時代においては、多様性があり、デジタルネイティブな企業こそがイノベーションを起こし、稼ぐ力を伸ばしていけると考えているという。そのため、企業経営者が自社のDXとD&I状況を客観的に理解できる「アセスメントシート」を策定したとのことだ。

これにより、ウィズ・ポストコロナ時代における経営課題が明確になるとともに、その課題へ対応することで多様性があり、デジタルネイティブな組織へ進化し、当たり前のようにイノベーションを起こし続けられる企業へと変革させていくきっかけを提供することが可能と考えているとのことだ。

■DX/D&Iアセスメントシート概要

なお、今回開発したソリューションの1つである「DX/D&Iアセスメントシート」は、「稼ぐ力」に直結するサステナビリティのある取り組みを見出せるように設計している。加えて、大企業や多数の社員を抱える企業のみならず、スタートアップや中小企業などのSMBも活用できるように設計しているという。その理由として、日本企業が革新的な事業を創造していくには、旧態依然な仕組みをICTを活用して抜本的に変えるデジタルトランスフォーメーションと、VUCAの時代において単一的ではなく多様性の高い組織こそが創造性を生むという事実から、DXやD&Iの両要素が経営に組み込まれることが日本企業にとって重要だと考えているという。また、事業規模が小さく・社員数の少ない段階からDXやD&Iを組織に浸透させることが、今後の企業風土・組織のカルチャー構築において重要となるため、そのような設計としたとのことだ。
出典元:プレスリリース

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