CAMPFIREとRelicホールディングス、合弁会社を設立しSaaS型クラウドファンディングプラットフォーム「ENjiNE」の共同提供を開始

株式会社CAMPFIREは、株式会社Relicホールディングスと、合弁会社「株式会社CAMPFIRE ENjiNE」を2022年1月4日に設立。今後CAMPFIRE ENjiNEでは、企業におけるクラウドファンディング事業の展開を促進すべく、CAMPFIREとRelicそれぞれのクラウドファンディングサポートの知見やアセットを活かしてSaaS型クラウドファンディングプラットフォーム「CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE」(以下、ENjiNE)の共同提供を開始すると発表した。

クラウドファンディングは、顧客の共感をベースに共創するファンマーケティングや、新製品/新サービスの事業コンセプトや顧客の受容性を検証するテストマーケティング、または新たな資金調達の手法やキャッシュフローの改善など、マーケティングやファイナンスの形を実現する場として多くの企業に活用されている。2020年における国内の購入型クラウドファンディング市場は500億円(前年比約300%)を突破するなど右肩上がりの成長を続けており、企業活動におけるクラウドファンディングの活用方法は一層多様化しているという。

CAMPFIREは、「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」を掲げ、個人や企業、またプロジェクトのジャンルや規模に限らず、あらゆる事業フェーズにおけるクラウドファンディング活用をサポートしてきた。サポートしたプロジェクト数は60,000件、累計支援者数は670万人、支援総額は540億円にのぼるという。
出典元:プレスリリース
Relicホールディングスはこれまで、グループの中核事業会社であり、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」である株式会社Relicにおいて、初期費用無料で保守・運用費用などのコストを抑えながらスピーディにサイトを立ち上げることができるSaaS型クラウドファンディングプラットフォーム「ENjiNE」を2018年から提供してきた。「ENjiNE」を利用することで、企業や事業者は独自の会員基盤を持ち、自らクラウドファンディングサイトの運営を行うことが可能となる。また、導入サイト/メディア間でプロジェクトを同時掲載して相互集客ができるネットワーク機能を保有しており、これまで、大手メディア、小売、メーカー、エンタメ企業など様々な業種、業界で200以上のクラウドファンディングサイトの立ち上げを支援してきた。
出典元:プレスリリース
これまでCAMPFIREにも多くの独自クラウドファンディングサイト構築のニーズが寄せられており、今回、CAMPFIREのプラットフォームとしてのノウハウを活かしながらRelicと共同で「ENjiNE」を提供することとなったとのことだ。

■合弁会社設立について

今回新たに設立する合弁会社は、CAMPFIREの60,000件以上ものプロジェクトサポートにて培った知見と、670万人以上もの支援者、およびRelicが「ENjiNE」の提供を通じてこれまで培ってきた企業向けのクラウドファンディングサイト運営における知見・サービスを組み合わせてさらに進化させ、これまで以上に企業がクラウドファンディングに挑戦・事業展開しやすい世界を実現するとのことだ。
出典元:プレスリリース
今後、「ENjiNE」導入企業のクラウドファンディングサイトへの「CAMPFIRE」のマーケティングノウハウ提供や、「CAMPFIRE」会員に向けたアプローチをサポートする。また、「CAMPFIRE」「ENjiNE」間の相互送客やログイン連携など両サービスがシームレスに連携することにより、プロジェクトや支援者がサービスの垣根を越えて集まるプラットフォームを構築する。

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