フィンテックスタートアップ「400F」、総額3.6億円の資金調達を実施

株式会社400Fは、Skyland Ventures (以下、SV)をリードインベスターとして、SBIインベストメント株式会社、楽天証券株式会社、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド、既存投資家であるDIMENSION投資事業有限責任組合の計5社を引受先とする第三者割当増資により、総額3.6億円の資金調達を完了したと発表した。

本資金調達により、「お金の健康診断」に係るプロダクト開発・マーケティング・人材採用等の強化と、2021年11月より開始した金融サービス仲介事業「オンラインアドバイザー」の展開を加速させるとのことだ。

■本資金調達の背景

2020年7月に株式会社お金のデザインよりMBOを実施後、『お金の健康診断』サービスは、登録プランナー数700名超、登録ユーザー数5万人超(2021年12月31日時点)の「お金の悩みを出会いによって解決する」マッチングプラットフォームで、登録プランナー数は約4.5倍、登録ユーザー数は約3倍と短期間で急成長したという。

これから資産形成に踏み出す人にとって、自らに適した金融商品・サービスの相談ニーズは高まっており、実際にSBI証券のアンケート調査では、ユーザーの約25%が提案・助言の必要性を感じていると回答しているという。一方で、お金の相談のハードルは高く、実際に相談した経験のあるユーザーは8%程度とも言われているとのことだ。

今回の提携により、提携先企業の利用ユーザーも、お金の健康診断を利用して、より気軽にIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とお金の相談を開始することができるようになる。
出典元:プレスリリース
また、2021年11月には⾦融サービス仲介業の登録を完了。これに伴い、ユーザー向けにチャットやビデオ会議システムなどを通して資産形成アドバイスを行うオンラインアドバイザーサービスの提供を開始している。ユーザーはオンライン上で手軽に、ネット証券と同水準の取引手数料で、外務員ライセンスを持つ営業担当者から直接、資産形成アドバイスを受けることが可能となる。

■引受先

<新規投資家>
SBIインベストメント株式会社
楽天証券株式会社
株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド

<既存投資家>
Skyland Ventures
DIMENSION株式会社

※なお、SVからの調達額には、 2021年7月13日公表分の1.6億円を含む。

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