メディカルノート、Yahoo!検索にMedical Noteのがん関連コンテンツの提供を開始

株式会社メディカルノートは、ヤフー株式会社が運営する「Yahoo!検索」に対し、医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」のがん関連コンテンツの提供を開始したと発表した。特定のがんについてユーザーが検索を行った際、Medical Noteのコンテンツが検索結果に表示される。

メディカルノートは医師が監修する信頼できる医療情報の提供を通じて、すべての人が医療に迷わない社会の構築を目指してきた。より多くの人に医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」のコンテンツが届く仕組みを模索する中で、ヤフーと 2018年から連携を開始し、「Yahoo!検索」で特定の病名を検索した際に、病気の基本情報として「Medical Note」掲載の情報が閲覧できるようになっている。2021年10月時点で、がん関連の疾患を除く約2,200疾患をはじめ、検査名、治療法名、症状名、医療用語など数多くの検索キーワードで「Medical Note」掲載の情報が検索結果に表示されるという情報連携をしている。

そして今回、これまで連携できていなかった「胃がん」「乳がん」「子宮頸がん」「子宮体がん」「大腸がん」といった特に患者数が多いとされるがんの検索結果においても、Medical Noteのコンテンツが検索結果に表示されるようになった。

従来、これらのがんの検索結果では、専門的な医療機関による医療情報が表示される状況にあった。今回の取り組みによって、これらに加えて、「Medical Note」が提供する医師監修の医療記事が上記に追加する形式で表示される。

今後は連携するがんの種類および検索キーワードをさらに増やしていく予定とのことだ。

■提供の背景

日本人が一生のうちにがんと診断される確率は、男性で65.0%、女性で50.2%とされているという。また、メディカルノートの調査では、がんと診断された後79%に及ぶ人が自らがんに関して独自に情報収集を行っており、その手段として主にインターネットを活用する人が78%であることが分かっているとのことだ。患者が自分の病気を理解し、エビデンスに基づいた標準治療を安心して受けるために、あるいはより多くの人にHPVワクチンなどの予防摂取の情報やサポーティブケアに関する情報を提供するためにも、インターネット上で信頼できる情報をより取得しやすくする環境を構築することが重要だと考えられる。こうした考えのもと、メディカルノートは「Yahoo!検索」との連携範囲の拡大を検討し、がん関連情報についても第一線で活躍する医師や専門家の協力のもと、最新の知見を集約するコンテンツ制作体制を整えてきたとのことだ。

検索結果画面イメージ(スマートフォンでの表示イメージ)
出典元:プレスリリース
検索結果画面イメージ(パソコンでの表示イメージ)
出典元:プレスリリース

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