ソーシャルトークンを基軸としたコミュニティマネジメント事業を展開する「株式会社shiftbase」が創業

株式会社shiftbaseは、同社が創業されたと発表した。同社は、ソーシャルトークンを基軸としたコミュニティマネジメント事業を展開し、今後web3コミュニティプラットフォーム開発を行う。

同社は、ソーシャルトークンを活用したコミュニティ開発の第一弾として、株式会社デジタルガレージ共同創業者 取締役 兼 専務執行役員 Chief Architect 伊藤穰一氏主宰のweb3コミュニティ「Henkaku」のコミュニティマネジメント及び、webサービス構築をアジャイル開発でリードするとのことだ。

■株式会社shiftbase創業の背景

昨今、web3というキーワードをよく耳にするようになった。日本では、2021年11月頃からweb3というキーワードの検索数が急増しており、同時期に世界中でも同様のトレンドが発生しているという。
出典元:プレスリリース
また、2021年、NFTの全世界売上は2.5兆円(前年:約100億円)を超えたといわれており、市場はさらに成長する可能性を秘めている。例えば、イーサリアム上のNFTの時価総額約4.7兆円の80%が、上位9%のアカウントに保有されているといわれおり、NFTの利益の大半は内部関係者でまわっている状態といえるという。今後どのように大衆向けにweb3の市場が開かれていくのかという議論がなされる中、今ソーシャルトークンに注目が集まっている。ソーシャルトークンは、ブランド、クリエイターなどのファンコミュニティや、UGCを取り扱うメディア運営団体などで、特定のプロジェクトへの貢献を奨励するためのインセンティブとして活用されている。日本には独自性の高いクリエイター、ブランドが溢れ、多様なコミュニティが存在している。日本でも同様に、今後ソーシャルトークンを活用したファン、メンバー参加型のプロジェクトが拡大していくことが予想されている。同社は、ソーシャルトークンを基軸としたコミュニティマネジメント事業を展開する。そして今後は、web3コミュニティプラットフォーム開発にも着手するとのことだ。

■web3コミュニティ「Henkaku」の開発について

株式会社shiftbaseがコミュニティ開発をリードしているweb3コミュニティ「Henkaku」では、「$HENKAKU」という金銭的価値のないソーシャルトークンを発行している。現在は、コミュニティ内のWEB開発プロジェクトなどに貢献してくれたメンバーに対して、「$HENKAKU」を付与している。今後は、コミュニティ内で立ち上がるプロジェクトを「$HENKAKU」で支援する仕組みを実現し、同コミュニティをプロジェクトインキュベーションのプラットフォームとして発展させるとのことだ。

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