ランサーズ、地域のデジタル人材を可視化する「デジタル人材データベース」を自治体向けに提供開始

ランサーズ株式会社は、2022年3月18日よりデジタル人材不足に悩む自治体や中小企業と、プロフェッショナルなデジタル人材をマッチングする「デジタル人材データベース」の提供を群馬県・長野県・千葉県で開始したと発表した。

「デジタル人材データベース」は地域に住んでいるデジタル人材のスキルを可視化し、人材を必要とする企業とのマッチングが可能だ。また、提供地域は3県に限らず、ニーズのある自治体と連携し、増やしていく予定とのことだ。
出典元:プレスリリース

■「デジタル人材データベース」提供の背景

近年、リモートワークの浸透により、働く環境の多様化が進んでいる。各地域に移住や多拠点居住をする人材が増加しており、ランサーズが運営しているフリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」に登録しているフリーランスも75%程が東京以外の地域に在住しているという。今回、「デジタル人材データベース」の提供を開始した群馬県には1.3万人以上、長野県には1.5万人以上、千葉県には6.8万人以上のフリーランスが「Lancers」に登録しているとのことだ。

しかし、自治体や企業にヒアリングを行ったところ、地域に住んでいるフリーランスのスキルが見えづらく、デジタル人材の獲得に課題を抱えていることがわかったという。そこで、地域ごとの「デジタル人材データベース」を提供し、優秀なデジタル人材のスキルを可視化できるようにしたとのことだ。

■「デジタル人材データベース」について

DX推進、新規事業推進をしたい地域の企業が、その地域に根付いたデジタル人材を探し、仕事依頼まで可能なデータベースだ。今回は群馬県・長野県・千葉県で提供を開始した。「デジタル人材データベース」を活用することで「Lancers」に登録している各地域のデジタル人材・専門家に無料相談しながら仕事の依頼まで実施することができる。また、各地域に在住しているデジタル人材とのマッチングに特化しているため、仕事方法をオンライン・オフラインの両方選択することが可能だ。
出典元:プレスリリース

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