ノマドクラウド、入居希望者からの物件問い合わせへの初回対応を自動で完結する「物確即レス機能」の利用が可能に

イタンジ株式会社は、顧客管理・自動物件提案システム「ノマドクラウド」において、2022年3月、入居希望者からの物件問い合わせに対し即座に返信して初回対応を自動で完結する「物確即レス機能」の利用が可能になったと発表した。

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■背景

賃貸仲介業務においては、不動産賃貸仲介会社が不動産賃貸管理会社に対し物件の空室状況を電話で確認する「物件確認」と呼ばれるアナログな業務フローが業界全体で浸透しており、仲介会社は入居希望者の希望物件毎に、管理会社に電話などで物件確認や内見予約を行っているのが現状だという。また、不動産情報サイト利用者に対する意識調査の結果によると、「問合せた不動産会社の対応について満足/不満足だったこと」について、満足だったことは「問合せに対するレスポンスが早かった」が64.1%、不満足だったことは「問合せたら“その物件はもうない”と言われた」が19.1%で最も多くなっているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■概要

2022年3月、不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)」の顧客管理・自動物件提案システム「ノマドクラウド」において、入居希望者からの物件問い合わせに対し即座に返信して初回対応を自動で完結する「物確即レス機能」の利用が可能になった。本機能は、不動産物件ポータルサイトなどを通じた入居希望者からの問い合わせに対し、管理会社が入力したITANDI BBの物件情報を使って自動で空室状況の確認、内見日時の調整、初期費用の計算などを行い即座に自動返信をするため、初回対応で必要な全てのフローにおいて人を介さず完結させることができる。仲介会社にとっても大幅な業務効率化となり、入居希望者にとっては約2秒で問い合わせへの回答を得ることができるため利便性が向上するという。また、「空室状況」「見学希望」「初期費用」と問い合わせの内容ごとに仲介会社が柔軟に返信文を設定できるため入居希望者の満足度が高く、本機能を試験運用した不動産会社では、通常のシステムからの初回返信と比較して、来店予約率が約17%アップ、また、返信率も14%アップする結果となったとのことだ。
出典元:プレスリリース

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