
ENEOS、ホンダら5社、電動二輪車用共通仕様バッテリーのシェアリングサービスを提供する新会社「株式会社Gachaco」を設立へ
2022/3/31
ENEOSホールディングス株式会社(以下、ENEOS)、本田技研工業株式会社(以下、Honda)、カワサキモータース株式会社、スズキ株式会社、およびヤマハ発動機株式会社の5社は、電動二輪車の共通仕様バッテリーのシェアリングサービス提供と、シェアリングサービスのためのインフラ整備を目的とする「株式会社Gachaco(ガチャコ)」を2022年4月1日に設立すると発表した。
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Gachacoは、2022年秋を目途に、まず電動二輪車の共通仕様に適合したバッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」のシェアリングサービスを東京などの大都市圏から開始することを予定している。バッテリー交換ステーションである「Honda Mobile Power Pack Exchanger e:」は、駅前などの利便性の高い場所や、ENEOSのサービスステーションなどへの設置を検討する。また、将来的にGachacoは、電動二輪車用だけでなく、商業施設や住宅等に設置する蓄電池などの様々な製品においても共通仕様バッテリー利用促進を目指す。さらに、Gachacoのシェアリングサービスで発生した消耗バッテリーは、ENEOSが検討している「BaaSプラットフォーム」を通して、2次利用・3次利用・リサイクルすることで、バッテリーの循環利用を促進する。
■Gachacoの概要
所在地:東京都港区港南一丁目8番15号
設立年月:2022年4月1日
代表者:CEO 渡辺 一成
出資比率:ENEOS 51%、Honda 34%、カワサキモータース 5%、スズキ 5%、ヤマハ発動機 5%
事業概要:共通仕様バッテリー普及・利用拡大のためのバッテリーおよび交換ステーション運営