社会貢献型位置情報ゲーム「鉄とコンクリートの守り人」、iOSアプリ版の提供を開始

iOSアプリ版は、ブラウザ版よりさまざまな点でより遊びやすく改良されたという。一緒にマンホール探しをするイヌのキャラクターのデザインを浅田真理氏が担当するほか、今回より追加されたBGMの制作は甲田雅人氏が担当。さらに同ゲームの市民参加型イベント「マンホール聖戦」のアドバイザーには「モンスターハンター」シリーズの制作に携わっていたゲームプロデューサー小嶋慎太郎氏が就任する。

「鉄とコンクリートの守り人」は、国内のインフラ老朽化の課題に対し、日本にあるすべてのマンホール蓋を守り人（プレイヤー）が力を合わせて撮影しダメージ状態を投稿することで、ポイントや特典を得ながら、インフラの安全を確保することを目的とした「社会貢献型位置情報ゲーム」だ。位置情報を活用したマンホールコンプリートというゲーム性を採用し、写真の投稿やレビューによって日本全国のマンホール地図の完成を目指す。

投稿された情報は自治体へフィードバックされ、傷んだ蓋の交換につなげるなど、ゲーミフィケーションとデータサイエンス技術を活用し、インフラを利用する市民一人ひとりが主体的に参画する形でインフラ産業の革新を進めることに挑戦している。また、アプリ版では、さらに位置情報ゲーム要素を強化し、レーダーで周囲を探り、相棒のイヌとともに街中の至る所に埋まっている「砂金」を掘り出してTUB（つぶ）と呼ばれるポイントを獲得していくこともできる。

①マンホールを撮影・投稿する

街中に点在するマンホールを写真撮影して、投稿する。

②写真をレビューする

投稿されたマンホール写真は正確性が重要だ。プレイヤー同士でレビューし合い、正しいデータを集める。

③鉱脈からとれるTUBを集める

発見した鉱脈を掘ることでTUBを得られる。街中で見つかる「砂金」には、金、銀、銅の3種類があり、掘り出せるTUBの量も様々だ。