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建設業向け3Dスキャンアプリ「Scanat」のnat社、営業体制の整備やエンジニアの採用を目的に総額約8,000万円の資金調達を実施
2022/4/7
建設業向け3Dスキャンアプリ「Scanat」を運営するnat株式会社は、ANOBAKA、ユナイテッド、East Venturesを引受先とする総額約8,000万円の第三者割当増資を実施したと発表した。今回の資金調達によって、営業体制の整備やエンジニアの採用を積極的に行うなど、販売とプロダクトの強化に取り組む。
Contents
■資金調達の詳細
■Scanatが解決する課題
また、社内や社外のコミュニケーションにおいても営業、設計、施工の各担当者がFAX、電話、紙、写真など伝統的なツールを用いているが、建設業特有の三次元にわたるイメージを齟齬なく各所に伝えることは難しく、それぞれの担当者が現場に出向かないといけない状況になっているという。「Scanat」では、建設業の現場にスマホに搭載されたLiDARを活用し、現場での調査業務の効率化や顧客体験の向上、人手不足の解消を目指す。「Scanat」を利用することにより、今までの計測作業が大きく短縮されるため、工事のリードタイム短縮や顧客満足度の向上、大幅なコストの削減につながる。また、建設業界としても、トレーニング不要な最新の技術やデバイスを活用することにより、従来アナログな業界イメージを刷新し、若者や女性の採用が容易になり、建設現場における人手不足の解消が期待されるとのことだ。