「越境EC活用」に関するアンケート調査が実施
2022/5/24
BEENOS株式会社の連結子会社で、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruise株式会社は、同じく連結子会社であるtenso株式会社が運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を導入している日本の企業に「越境EC活用」に関するアンケートを実施し、結果を発表した。
注目高まる越境ECだが、日本の企業は越境ECをどのように活用し、導入後どのような変化があるのか。越境EC活用に関するアンケートを「Buyee」およびタグ設置のみで海外販売可能な「Buyee Connect」を導入している日本の企業に実施したとのことだ。
■調査結果
「越境EC(Buyee)で扱っている主な商品のジャンル」は(単一回答)、トップは「ファッション」で27.5%、「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」15.7%、「食品・飲料」13.7%と続いた。
「越境ECの流通を伸長させるためのプロモーション施策を行っているか?」と聞いたところ(単一回答)、「行っている」と回答したのは27.5%だった。また、「行っている」と回答した人に、「プロモーション方法」を聞いたところ(複数回答)、「Instagramでの情報発信」が64.3%でトップ、「facebookでの情報発信」35.7%、「インフルエンサー活用」28.6%と続く。プロモーション実施企業は3割未満に留まるが、実施企業は取り組みやすい自社のSNS発信から始めていることがわかる。
プロモーションの実施有無
「越境EC導入を検討した際の課題、導入後の課題」(複数回答)では、導入前は「配送」「言語」「コスト」が多く挙げられ、導入後は「海外向けマーケティングの方法がわからない」が最多となった。
導入前の課題
「プローモーション予算も含む越境ECの運用にかかる金額的なコスト(1か月)」(単一回答)は、「1万円以下」58.8%が最も多い回答となった。
「今後も越境ECの導入を継続したいか?」と聞いたところ(単一回答)、84.3%が「続けたい」と回答した。「続けたい」と回答した人に「続けたい理由」を聞いたところ(複数回答)、「販路を拡大できるから」が最多の83.7%、「運用面で負担なく、簡単に海外販売できるから」が53.5%だった。
越境ECの継続意向
・調査名:越境EC活用と課題の実態調査
・調査対象:「Buyee」もしくは「Buyee Connect」を導入している日本の企業の担当者
・有効回答数:51
・調査期間:2022年3~4月
・調査方法:インターネット調査(データ算出元:クエスタント)
・調査機関:自社調査
・調査主体:BEENOSグループ