茨城県内の5つの医療施設で「スマート脳ドック」が受診可能に

スマートスキャン株式会社は、脳ドックをWEBから簡単に予約、検査は受付から帰るまで30分の「スマート脳ドック」が茨城県内の5つの医療施設で受診が可能になったと発表した。

「スマート脳ドック」は、脳の異常を早期発見できる頭部MRIおよび頭部・頸部MRAの検査だ。WEBで予約と問診票の事前登録を行い、検査結果をパソコンやスマートフォンで確認できるため、受付から帰るまで30分と医療施設での滞在時間を短縮した。また、撮像されたデータは、放射線科診断専門医と脳神経外科専門医がダブルチェックをしている。

今回、この「スマート脳ドック」の仕組みを活用し、MRI(磁気共鳴画像診断装置)シェアリングエコノミーモデルを、茨城県内の5つの医療施設が導入した。
出典元:プレスリリース

■茨城県内の「スマート脳ドック」導入医療施設(50音順)

【施設名】医療法人慈愛会 秋葉産婦人科病院
茨城県古河市東本町2-9-2
TEL:0280-32-3335

【施設名】さくらがわ地域医療センター
茨城県桜川市高森1000
TEL:0296-54-5100

【施設名】南守谷クリニック
茨城県守谷市乙子40-1
TEL:0297-48-0111

【施設名】社会医療法人財団古宿会 水戸中央病院 健診センター百合が丘
茨城県水戸市六反田町1136-1
TEL:029-309-8521

【施設名】医療法人社団土合会 渡辺病院
茨城県神栖市土合本町2-9809-20
TEL:0479-48-2121

■茨城県は脳血管疾患、脳梗塞を要因とする死亡率が高い

茨城県は、都道府県別年齢調整死亡率において、脳血管疾患は男性が6位(46.0/全国値は37.8)、女性が10位(24.9/全国値は21.0)、また、脳梗塞は男性が9位(21.5/全国値は18.1)、女性が10位(11.4/全国値は9.3)で全国の平均よりも高い傾向だという。

脳や脳血管の異常は、MRI検査により発見することができる。そのため、早期発見には「脳ドック」により定期的に脳の状態を確認することが重要だ。病態が進行してからの予防は困難だ。病変を早期に発見し、ライフスタイル(運動不足・睡眠不足・肥満など)の改善や生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病など)の治療などを通して病変の進行を止めることが、将来的な脳梗塞や認知機能低下の予防、そして、クオリティオブライフの向上につながるとのことだ。

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