
兵庫県、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を活用した実証実験を実施へ
2022/6/24
兵庫県とGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は、2022年6月27日より、電子契約サービス「電子印鑑GMO サイン」を活用した実証実験を実施すると発表した。
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■実証実験の概要
「電子印鑑GMOサイン」では、メールアドレス等による本人確認を行う「立会人型署名(契約印タイプ)」、よりコンプライアンス管理を強化する電子証明書を追加したリモート署名を行う「当事者型署名(実印タイプ)」、2つの署名方式を選択または組み合わせて使用することが可能だ。
今回の兵庫県の実証実験では、県側は「当事者型署名」を使用する一方、契約相手方となる事業者側では、利便性に優れた「立会人型署名」を使用する。相手方事業者は、メールアドレスとインターネットに接続できる環境さえ用意すれば、兵庫県との電子契約の締結による費用は発生せず、無償で利用することができる。
県側・相手方事業者側の双方は、契約締結に「電子印鑑GMOサイン」を活用することで、従来の紙の契約書で必要となっていた印刷・製本・郵送等の手間やコストを削減するメリットを受けられる。
■実証実験において見込まれる効果
また、兵庫県と契約相手方双方において、契約事務時間の短縮(製本、押印、郵送、保管、来庁にかかる時間などが不要)と契約関連費用の削減(印紙代、紙代、製本代、コピー代、郵送代、封筒代、保管料等が不要)が見込まれる。