地方自治体のDXを支えるエンドポイントPC統合管理サービス「ISM CloudOne LGWAN-ASP」がリリース

クオリティソフト株式会社は、地方自治体のDX化およびクラウドシフトによるエンドポイントPCの総合的な管理を実現する「ISM CloudOne LGWAN-ASP」 を2022年7月4日にリリースすると発表した。

政府のデジタル田園都市構想や、クラウドバイデフォルトの政策が具体的に動き始めた。地方自治体においても、サーバーを保有してオンプレミスのソフトウェアの利用からクラウド化への模索が始まっている。地方自治体の庁内ネットワークはマイナンバー系、LGWAN系、インターネット系の3層構造だが、アルファモデルが主流だ。導入社数が75,000社を越えるISM CloudOneはこれまでインターネット系に対してサービス提供を行っていたが、今回のリリースによりLGWAN系のPCに対しても総合的な管理サービスを提供できるようになる。

今回リリースする「ISM CloudOne LGWAN-ASP」は、IT資産管理ツールとして求められるPCの管理機能、リモートコントロール・配布機能をはじめ、USBメモリー等の外部デバイス制御、PC操作ログの取得と長期保管など、インターネット系で提供中のISM CloudOneと同一機能をLGWAN環境でも提供。導入しやすいサブスクリプションサービスで利用ができる。

「ISM CloudOne LGWAN-ASP」は、地方公共団体情報システム機構のLGWAN-ASP資格審査を通過し、地方公共団体のLGWAN系へサービス提供できるようになっている。

クラウドサービスの利用はDXを進める上でも不可欠となっているが、オンプレミスで利用の場合に負担になっていたサーバーのメンテナンスや入れ替え、バージョンアップ作業がいっさい不要になるメリットがあるとのことだ。

■ISM CloudOne LGWAN-ASPの特徴

【自動セキュリティ診断】
OSの更新プログラムの適用状態の診断だけでなく、ソフトウェアのバージョン診断も行える。庁内で利用中のWSUSを基準にしたパッチ類の適用診断も可能だ。

【USBメモリー・SDカード管理】
USBメモリーだけでなく、SDカードや外付けHDD、CD/DVDの制御も管理することができる。

【PCのリモートコントロール】
対象のPCにボタン一つで簡単に開始できる。対象のPCの状態確認や設定変更・ファイル転送などヘルプデスク用途に利用できる。

【PC操作ログの分析と7年間保管】
PC台数に関わらず最大7年間分をクラウドに収集した状態で保管が可能、そのすべてのログを対象に検索することが可能だ。スライダーを動的に移動させることで操作ログをグラフィックにレポートすることを可能として異常値を可視化することを実現した。
出典元:プレスリリース
【IT資産管理】
ハードウェア、ソフトウェアに関する様々な情報を把握し、適切な管理を行うことができ、管理コスト削減に加え情報セキュリティ対策としても有効だ。

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