ブランドがチャネル全体で高度な顧客体験を迅速に構築することをサポートするツール「Canvas Flow」がリリース

Braze株式会社は、あらゆる規模のブランドが、チャネル全体で、高度な顧客体験を迅速に構築することをサポートする次世代のジャーニーオーケストレーションツール「Canvas Flow」を発表した。

Canvas Flowを利用すれば、マーケターはドラッグ&ドロップのUIで、簡単にカスタマージャーニーをデザインし開始することが可能になる。Canvas Flowで提供されるBraze独自のノーコードによるビジュアル開発環境では、マーケターがパーソナライズされたクロスチャネルキャンペーンを簡単に構築および運用して、その結果をリアルタイムに把握することが可能であり、この環境を利用すれば、データ部門とクリエイティブ部門の間の分断を解消することができる。進化したCanvas FlowのUI/UXでは、直感的なUIで今まで以上に迅速に、複数ステップのカスタマージャーニーを設計できるため、マーケターはソフトウェアエンジニアリング部門を使って余分な時間とリソースを費やすことなく、迅速に効果的なキャンペーンを構築することが可能になる。

顧客行動やユーザー嗜好は、かつてなく急速に変化している。Canvas Flowのコンポーネントであるアクションパス、オーディエンスパス、条件分岐ステップがあれば、状況に即した嗜好、行動、クロスチャネルインタラクションに基づいて、各顧客の体験を自動的に調整することが可能になる。この包括的なツールはリアルタイムに機能するため、瞬時に、顧客の嗜好や行動に関する最新のデータを取得し、予測分析を行い、その結果に基づいて対応することが可能だ。また、新たなキャンバス離脱条件機能を使用することで、購入した顧客は、その瞬間に、その後のジャーニーに基づいたキャンペーンの対象から自動的に除外される。新たな顧客属性更新コンポーネントがあれば、ブランドは顧客の行動と嗜好のデータを取得し、そのデータを将来のセグメンテーション、パーソナライゼーション、メッセージングに使用しカスタマージャーニー内でのデータ取得を簡素化することもできる。顧客が利用するデジタルチャネルの増加により、ブランド側はタッチポイント全体で一貫したエンゲージメント戦略を確保することが必要になっている。Canvas Flowは、ダイナミックなカスタマージャーニーの状況に応じて、ブランドが保有する自社チャネルと、ブランドが活用する外部の有料チャネルを統合する。マーケターは、クロスチャネルインタラクション、行動、嗜好などのデータに基づき、メール、SMS、モバイル、Webチャネル、有料SNS広告など、顧客と関連性のあるチャネルから、適切に顧客エンゲージメントを図ることができるとのことだ。

ブランドが適切なテストを通じて戦略を進化させることができず、改善の機会を逃していることが少なくないという。Canvas Flowは、マーケターがカスタマージャーニーのテスト、反復、最適化を継続的に行い、有効な戦略を見極め、キャンペーンを微調整し、結果を向上させることをサポートする。マーケターは、このツールに搭載された包括的なジャーニーテスト機能を利用して、ジャーニー全体、ジャーニー内の任意の場所、またメッセージ単位でテストを行うことが可能だ。新たな実験パスコンポーネントを使えば、最も効果的なチャネル、頻度、件名、メッセージ内容、クリエイティブなどを、すべて一つのツールでテストすることが可能になる。グローバルコントロールグループを利用すれば、様々なコントロールグループセグメントのマニュアル作成や管理に無駄な時間を費やすことなく、エンゲージメントの上昇とROIを確実かつシームレスにテストできるようになる。また、キャンペーン開始後の編集機能やバージョン管理機能が新たに追加されたことで、マーケターはコラボレーターと常に最新の情報を共有しながら、ジャーニーを自由に何度も修正して継続的に結果を改善することができるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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