食品ロスのない社会を目指し余った食品原料をウェブで売買できるサイトがリリースへ

ICS-net株式会社は、SDGs達成のため、食品ロス対策への関心が高まる中、商品化に至る前にさまざまな事情で使われなくなった食品原料を購入できるサイトを2022年8月2日にリリースすると発表した。

本サイトは、昨年10月に産学官金の連携組織として発足したNAGANOスマートシティコミッション(略称:NASC/会員数216団体)の取り組みとして、食品ロスのない社会実現に向けた仕組みを構築することを目指して設置するものだ。
出典元:プレスリリース

■取り組みの要旨

近年、フードロスへの関心は高まり、食品を無駄にしない仕組みが求められている。フードロスの解決は、作りすぎないだけではなく、余剰が発生しても別の形で活用することで実現できる。これまで利用されない食品の多くは廃棄されてきた。特に商品になる前の食品原料は外から見えず、救う手段がほとんどなかったという。そして余っているという情報が共有されることもなかった。そこで、シェアシマは未利用原料を新しい資源として活用するサービスを始めるとのことだ。同社は地元の長野市で、食品を捨てない社会の仕組みづくりを始めている。今回、NASCと連携し、循環型社会を目指す実証実験を開始した。この「アップサイクル特集」は、未利用の食品原料を売買し、必要とする人につなぐプラットフォームだ。
出典元:プレスリリース

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