落とし物クラウド「find」、初期プロダクトの開発と提供のため約4000万円の資金調達を実施

落し物クラウド「find(ファインド)」を開発・提供する株式会社findは、麻生要一氏、長田忠千代氏、佐渡島隆平氏、早川良太郎氏ら計23名を引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行、並びに三菱UFJ銀行からの融資により、計4,150万円の資金調達を実施したと発表した。

■落とし物クラウド「find」について

出典元:プレスリリース
落し物クラウド「find(ファインド)」は、落とし物にまつわる課題を解決するデータプラットフォームだ。落とし主はfind内で「いつ・どこで・何を」という簡単な情報入力をするだけで、自身の落とし物が施設に届いているかどうかの状況がわかり、受け取りまでの連絡が可能になる。鉄道や不動産などの法人や自治体のデータと連携し、セキュリティを担保しながらAI等のテクノロジーで情報をマッチングさせる。落とし物を預かる鉄道や不動産などの法人がfindを導入することにより、法人は業務効率化・環境負荷削減につながり、落とし主は利便性の向上につながる。将来的には、全国あらゆる場所・施設の落とし物に関するデータが集まるプラットフォームとして機能し、情報だけではなく、配送や保険・二次流通等、落とし物に関するあらゆる課題を解決するサービスを目指すとのことだ。。
出典元:プレスリリース

■資金調達の目的・背景

同社は「新たな感謝を生み出す、世界的な落とし物プラットフォームを創る」というミッションの下、2021年12月に創業した。以来、落とし物に関する課題を解決するために初期プロダクトの仮説検証を行ってきた。多くの落とし物を管理している法人とのディスカッションやユーザーインタビューを重ね、findがマーケットに求められていることを確信できたことから、本資金調達により初期プロダクト開発に集中することにしたという。今回の調達で得た資金は、主に初期プロダクトの開発と提供のために活用するとのことだ。

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