「ポケット型WiFi（モバイルルーター）関連サービスカオスマップ 2022年8月版」が公開

コロナ禍で在宅勤務（リモートワーク）への移行が加速し、開通工事が不要のポケット型WiFiをはじめ、通信回線への需要が高まった。年間300万人以上のユーザーが閲覧する「WiMAX比較.com」では、WiMAX・ポケット型WiFi専門比較サイトの立場から、ポケット型WiFiの利用を考えている人に多くの選択肢を知ってほしいと考えているという。このカオスマップはポケット型WiFi選びに悩む人が、快適なインターネット環境や最適なサービス・プランの選択に役立てることを目指し作成したとのことだ。

ポケット型WiFi（モバイルルーター）とは、「持ち運び可能で、どこからでもスマホやPCをインターネットに繋げてくれるWiFiルーター」の総称だ。「ポケット型WiFi関連事業のカオスマップ2022年8月版」では、ポケット型WiFi（モバイルルーター）を提供しているサービスを「4大キャリア提供」・「WiMAX」・「クラウドSIM」と3つのタイプに分類し、ポケット型WiFiの最新サービスを掲載している。

・4大キャリア提供
docomo、au、SoftBank、楽天の4大通信キャリアの回線を用いるポケット型WiFiを指す。携帯キャリア大手が提供している回線のため、電波の繋がりやすさ、カバーしているエリアの広さ、通信の安定性が強みだ。その他、5G対応モバイルルーターとして最大通信速度が4.2Gbps越えの製品もある。

・WiMAX
UQ WiMAXが提供する無線インターネット回線「WiMAX回線」を利用したWiFiサービス。WiMAXはUQ WiMAXやauだけでなく、家電量販店やWeb専用代理店でも契約できる。リーズナブルな価格で5G対応の高速ポケット型WiFiを利用できることがWiMAXの強みだ。WiMAXの5G対応プラン「ギガ放題プラス」では、2022年2月に「3日で15GB」の速度制限は廃止され、速度制限の条件が緩和された。

・クラウドSIM
SIMを仮想化することで、docomo、au、SoftBankといった3大キャリアの回線を同端末で切り替えて利用できるポケット型WiFi。3大キャリアの回線が利用可能（通信速度の制限あり）で、海外でもそのまま利用可能な便利さが特徴だ。ポケット型WiFiの契約期間には購入、長期レンタル（1年以上）、短期レンタル（1日～数ヶ月）があるが、今回のカオスマップには購入と長期レンタルを扱うサービスに絞って記載されている。

調査概要
調査名：ポケット型WiFi関連事業カオスマップ調査
調査対象：ポケット型WiFi関連事業会社（短期レンタル事業を除く）
調査期間：2022年8月15日
調査方法：インターネット調査