パナソニックHD、低炭素社会実現に向け特許を無償開放する「Low-Carbon Patent Pledge」へ参画

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は「Low-Carbon Patent Pledge(低炭素特許の無償開放に関する枠組み)(以下、LCPP)」に参画し、LCPPウェブサイトに掲載する特許を無償開放すると発表した。

LCPPは、低炭素技術の社会実装の加速と社会全体での共同イノベーション促進を目的に2021年4月22日「地球の日」に発足された枠組みだ。2022年1月に長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を発表したパナソニックHDは、LCPPの取り組み趣旨に共感し、LCPPに参画して一部の低炭素技術に関する特許について無償開放することを決定した。

今回パナソニックHDがLCPPに掲載した特許は、パナソニックHDが過去にバイオマスで使われる植物と同程度のエネルギー変換効率を実現した人工光合成技術に関するものだ。当該特許についてLCPPを介して無償開放することで、開発途上である人工光合成技術の実用化への開発が促進され、地球環境の改善につながることを期待しているとのことだ。

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