ふるさと納税による決済サービス「ふるさと納税払い チョイスPay」が提供開始

株式会社トラストバンクは2022年9月1日より、新サービス「ふるさと納税払い チョイスPay(以下、チョイスPay)」の提供を開始すると発表した。

トラストバンクではこれまで、寄付先の宿泊施設や飲食店、レジャー体験などに利用できる「ふるさとチョイス電子感謝券」を提供していたが、今回、アンテナショップや物産展などリアルの場で特産品と交換できるサービスを拡充しふるさと納税による決済サービスとして、リニューアルする。
出典元:プレスリリース
「チョイスPay(旧:ふるさとチョイス 電子感謝券)」は、トラストバンクが2018年5月に電子化された感謝券として提供を開始した。寄付金額の3割以下のポイントが付与される仕組みで、寄付金額に応じたポイントを受け取ることができる。ポイントは、自治体が指定する加盟店舗での宿泊や食事などの支払いに対してQRコード決済で利用できる。現金との併用ができるため、必要な分だけポイントを使用することが可能だ。従来の「ものを受け取るふるさと納税」ではなく、寄付者が直接地域を訪問するため、関係人口の創出や地域経済の活性化が期待できるとのことだ。

新サービス「チョイスPay」は、これまでの寄付先の地域でポイントを利用できる機能に加えて、主に都市部にあるアンテナショップや自治体主催の物産展などで利用でき、その場で商品と交換することができるようになる。自治体にとっては、現地に訪れることが難しい寄付者にも都市部のショップなどで地域の品に実際に触れて・体験した上で、その場で持ち帰ることができるので寄付者の満足度向上が期待できる。また、一般的なふるさと納税では寄付者個人にお礼の品を届けるが、その場合一品あたりに送料がかかるため、品の量が多くなり、その分寄付額が高くなる課題があったという。本サービスでは多くの物量をアンテナショップなど1ヵ所に輸送するため、一品あたりの送料を抑えることができ、小分けにした低価格帯の商品を提供することが可能になり、寄付者の選択肢を増やすことができる。

現在(2022年9月1日時点)、「チョイス Pay」は、約120自治体が導入し、全国導入自治体が指定している約5400店舗にて利用することができる。

■「ふるさと納税払い チョイスPay」の利用方法

出典元:プレスリリース
・「チョイスPay」利用ステップ
STEP1:「ふるさとチョイス」に事前登録
STEP2:「チョイスPay」のアプリをダウンロード
STEP3:「ふるさとチョイス」内の寄付したい自治体の「チョイスPay」を選択し寄付(チャージ)
STEP4:アプリ内のQRコードをお店で見せる、もしくはお店のQRコードを読み取る
STEP5:品を受け取る、もしくは体験する
出典元:プレスリリース

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