セーフィー、カメラの無線LAN接続で現場全体を見える化するメッシュWi-Fiルーターとネットワーク構築サービスを提供開始

本提供を開始するにあたりトーヨーカネツ株式会社が協力し、食品を取り扱う物流センターにて実証実験を行ったとのことだ。

これまで、クラウド録画サービスによってあらゆる業界の現場DXを推進してきたセーフィーは、現場全体を隅々まで見える化するメッシュWi-Fiルーターを活用したネットワーク構築サービスの提供を開始した。配線工事不要で設置も簡単であり、レイアウト変更に合わせ自由に位置を変更できるため、これまでネットワーク構築に課題を抱えていた企業やネットワークカメラを設置することが困難だった現場でも、「Safie」を活用し遠隔管理による業務推進が可能になる。

昨今、物流業界では「物流の2024年問題」が提起されている。人手不足や従業員の就業環境規制対応等、多くの課題があるなか、電子商取引（EC）市場は拡大を続けており、2020年の約20兆円規模から2025年には27.9兆円に成長が見込まれ、倉庫スタッフの需要は増加し続けている。その中で、マテリアルハンドリング設備のモニタリングや検品をはじめとした庫内作業の状況確認のように目視が入る倉庫業務においては、カメラ映像により現場を見える化することで、現場に赴かずとも遠隔からの業務対応が可能となる。

一方、物流倉庫やセンターは一度竣工すると、新たなネットワーク環境の構築や定期的な作業レイアウトの変更に合わせてネットワーク設備の配置も変えることは難しく、遠隔管理の基盤となるカメラ設置はもちろん、映像データを活用した省人化や生産性向上の実現には程遠いという状況のため、それらのニーズに応える新たなソリューションが必要不可欠だったとのことだ。

・販売対象機種
「Aterm GX621A1（NECプラットフォームズ製）」

・製品の特徴
配線工事など不要で手軽に設置可能
複数の機器が繋がりあって広範囲で無線ネットワークを構築可能
無線接続でカメラの設置は自由に変更可能
機器同士が連携し最適な通信経路で高速通信を実現
1つのSSIDとパスワードでシームレスに接続可能
セーフィーサポート窓口がリモートアクセスで遠隔サポート