DX人材を育成する「東北大学データサイエンスカレッジ」が2022年10月にオンラインで開校へ

東北大学ナレッジキャスト株式会社は、東北大学大学院経済学研究科サービス・データ科学研究センターが企画・監修し、東北大学の教員が直接指導する「東北大学データサイエンスカレッジ」が2022年10月から全カリキュラム完全オンラインで開校すると発表した。

激変するビジネス環境に対応し、多くの企業が経営や事業のイノベーションを図るべくDXを推進している。そのDX推進の担い手となるIT技術者やデータサイエンティストなど、いわゆる「デジタル推進人材」の採用・育成が企業の成長を左右する大きな課題となっている。デジタル人材の獲得競争がさらに激しさを増していることに加えて、DXを実現するには全社員を巻き込んだデジタルシフトが必要不可欠になるため、全社員のデータリテラシーの底上げ、あらゆる業務部門でのデータサイエンティスト養成など、企業内におけるデジタル人材の育成・リスキリングが急務となっている。

そのようなデジタル人材の育成に取り組む企業のために、東北大学大学院経済学研究科サービス・データ科学研究センターが2022年4月より複数の企業との産学共創プロジェクトとして進めてきたデータサイエンティスト養成プログラムをブラッシュアップし、高度ITスキルに特化したオンライン教育事業を展開する株式会社zero to oneとの連携協力、企業向けのコンサルティング事業や研修・講習事業を手掛ける東北大学ナレッジキャストによる運営協力のもと、2022年10月「東北大学データサイエンスカレッジ」を開校する。

東北大学データサイエンスカレッジは、「オンデマンドコース」と「実践トレーニングコース」の目的の異なる2つのコースにて構成されている。
出典元:プレスリリース
「オンデマンドコース」「実践トレーニングコース」ともに全カリキュラムをオンラインで実施するので、社内でも自宅でも場所の制約なく受講可能だ。また「実践トレーニングコース」は、PBL実習もすべて東北大学の教員が講師を務め、最新の技術動向を取り込みながら、従来のオンライン講座では難しかった「課題発見・課題解決の実践的なスキルの養成」を目的とした実践的なカリキュラムとなっている。

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