全国15~49歳の男女を対象に「メタバースに関する調査(2022年)」が実施
2022/9/16
株式会社クロス・マーケティングは、2022年8月、全国15~49歳の男女を対象に「メタバースに関する調査(2022年)」を行ったと発表した。
■調査結果
メタバースの言葉を認知し、かつ関心を持つ人に対し、メタバースの領域ごとの実態を聴取した。メタバース要素を持つゲームのプレイ経験者は26%であり、「あつまれ どうぶつの森」「Minecraft」などをプレイしていた。遊び方は、「マルチバトルの参加」「PvP・対人戦の参加」「他プレイヤーとゲーム内外でコミュニティを作る」「アバターの着せ替え」などが上位だった。
NFT(非代替性トークン)の売買にも利用される暗号通貨を保有している人は31%。保有している暗号通貨は「ビットコイン」が多く、次いで「イーサリアム」「リップル」など。一方、暗号通貨を保有していない人の理由は、「リスクがある・危険」が42%で、「保有することに不安」というネガティブな意見や「用途・使いみちがわからない」という声もあった。
アバターコミュニティを利用している人は31%、「LINEプレイ」「VRChat」のプラットフォームの利用が高い。利用者は、「お気に入りのスペースやコミュニティを見つける」「ネット上での友達と一緒に遊ぶ」「イベントに参加する」「知らない人と知り合う」ことを楽しんでいる。
VR機器の保有は10%、「PlayStation VR」「Oculus Quest 2」「Xperia View」などを所有していた。非保有者に購入意向とその理由を確認したところ、「購入意向あり」は60%で、「廉価」「自由に使えるお金が増えたら」「より軽量・コンパクト」など、金銭面や技術向上がクリアすれば購入したいとしている。一方、「購入意向なし」の人では、「高価すぎる」という声が最も多かった。
メタバースは「先端的なテクノロジー」「世の中に浸透していない」「将来大きな影響を持つ」というイメージが強い。
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :15~49歳の男女 メタバースを認知し、なおかつ関心のある人
調査期間 :2022年8月26日(金)~8月28日(日)
有効回答数 :本調査857サンプル