ローソンとAVITA、コンビニでのアバター活用で協業開始

ローソンではリアル店舗とDXを活用した温かい未来の実現を目指してきたという。AVITAはアバター活用のメリットを人の居場所を作り、人の可能性を広げるものと考えているという。両社は互いの想いに共感し、2022年4月からアバター技術活用の連携において検証を開始したとのことだ。

今回、アバター活用の協業第1弾として、2022年11月末に都内にオープン予定の未来型店舗「グリーンローソン」にAVITAのアバター接客サービス「AVACOM」を導入する。アバターを活用した顧客への困り事へのサポートや新商品の説明、VTuberとのコラボレーションによるエンターテインメントの提供など、新しいコミュニケーションの実現を目指す。

今回の導入にあたり、9月22日（木）よりローソン公式ホームページにて、「グリーンローソン」のアバターワーカーを一般募集する。10～30名の採用を予定しており、合格者は指定の研修を受講した後、11月末から「グリーンローソン」で活躍する予定だ。

今後、「グリーンローソン」での検証を行った上で、2023年度中に東京・大阪のローソン10店舗で勤務する、ローソンが認定するアバターワーカー「ローソンアバターオペレーター」50名を育成する。さらに、2025年度中に全国各地のローソン店舗で活躍する「ローソンアバターオペレーター」1,000名の育成を目指すとのことだ。

アバター技術の活用により、これまでは1人1店舗での勤務が通常のところ、1人が同時に複数店舗で勤務することが可能になるという。また、将来は遠隔での深夜防犯、専門家へのオンライン相談、地方特産品の遠隔販売や移動販売などでの活用も検討するとのことだ。

＜グリーンローソンで活用するアバター＞