PIXTA、請求書のペーパーレス化推進のため後払い決済サービス「NP掛け払い」を導入

ピクスタ株式会社は、同社が運営する、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」が、株式会社ネットプロテクションズが提供する企業間取引向けの後払い決済サービス「NP掛け払い」を導入すると発表した。

これにより、10月より請求書決済を希望している企業に対し、請求書の郵送を廃止してペーパーレス化(メール内のリンクよりダウンロードする方式)すると共に、従来「銀行振り込み」だけだった支払い方法に「口座振替」も追加。さらに、請求書の発行手数料も利用金額に関わらず無料になる他、事前の「請求書支払登録」による事前審査に時間を要することなく、請求書払い(NP掛け払い)を利用できるようになる。
出典元:プレスリリース

■PIXTAにおける「NP掛け払い」導入概要

「NP掛け払い」とは、ネットプロテクションズ社が顧客とPIXTAの間に入り、決済を代行するサービスだ。

PIXTAへの導入時期:
・20日締めの企業:2022年10月21日より
・月末締めもしくは新たに請求書払いを利用する企業:2022年11月1日より

主な変更点:
<新たに請求書払いを利用する企業>
・請求書発行に必要な事前の「請求書支払登録」が不要になる。
・これにより、事前登録や審査の待機時間なく請求書払い(NP掛け払い)の利用が可能になる。

<既にPIXTAで請求書払いを利用する企業・新規利用の企業共通>
・従来は銀行振込だけだったが、口座振替も可能になる。
・請求書の郵送を廃止し、ペーパーレス化(メール内のリンクからダウンロード)することで、請求書受け取りのためだけの出勤やスキャニング等の手間を省く。
・従来はPIXTAの利用金額が3,000円未満だった場合、請求書発行手数料として300円(税抜)を取っていたが、利用金額に関わらず無料で請求書払いの利用が可能になる。

■導入背景

内閣府の調査によると、テレワーク実施率は、全国で30.6%で、テレワークの利用拡大が進むために必要な課題において最も多い回答が「書類のやりとりを電子化、ペーパーレス化」(28.6%)だったという。また、PIXTAの利用企業を対象にアンケート調査を行ったところ、76.9%の企業が「ペーパーレス化を希望」あるいは「(郵送と)どちらでも良い」と回答。こうした調査実態を背景に、PIXTAではリモートワーク時代に適応してペーパーレス化に対応し、より多くの顧客企業の利便性を向上を目指してNP掛け払いを導入することにしたとのことだ。

また、決済業務を外部に委託することで、今後法改正への諸対応や時代にマッチした機能のアップグレード等に開発コストをかけることなく、よりPIXTAサイトの運営等、本質的なサービスの開発・改善にリソースを集中させることが可能になることも、導入背景のひとつになったという。

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