「小説 すずめの戸締まり」のキャラクターが書籍をレコメンドするAIエージェントが開発

株式会社ワントゥーテンは、新海誠監督最新長編アニメーション映画「すずめの戸締まり」の原作本の販促キャンペーンとして、作中のキャラクターが体験者との対話からニーズを解析し、最適な書籍をレコメンドするAIエージェントを開発したと発表した。

このAIエージェントは、DX推進の中核技術として同社が開発提供している「QURIOS AGENT」、及び「QURIOS CAMERA」で開発されている。「小説 すずめの戸締まり」のAIエージェントは、全国のキャンペーン実施店舗とキャンペーンサイトで誰でも体験できる。
出典元:プレスリリース

■表情分析機能を搭載した「AIコンシェルジュ すずめの椅子のすすめ」

「小説 すずめの戸締まり」のキャラクター「すずめの椅子」がAIとなって作中同様の姿とアクションで画面に登場する。体験者へ興味を示す「すずめの椅子」の可愛いリアクションを楽しみながら対話を進めると、体験の最後に「すずめの椅子」から、いまの自分にぴったりの1冊をオススメされる。このAIエージェントは、数十冊に及ぶ書籍の文章をAIで解析し、ユーザーとの対話内容とカメラの表情分析による感情推定を組み合わせ、体験者に最適な一冊を提案するソリューションだ。

仕事や生活での課題解決につながる本、好みの作家やジャンルの関連本など、来店客の志向や来店動機は様々だ。この「AIコンシェルジュ すずめの椅子のすすめ」は、同社が開発した「QURIOS AGENT」による対話と「QURIOS CAMERA」による表情分析を統合したシステムを活用することで、従来型の行動履歴をもとにした商品レコメンドシステムでは汲み取れなかった、消費者毎に異なる好みの違いや、その時々の気分・ニーズに即した商品提案を可能にしたとのことだ。
出典元:プレスリリース

Article Tags

Special Features

連載特集
See More