「キャリア相談サービスカオスマップ」が公開

人生100年時代でありながらも、終身雇用崩壊、老後2000万円問題、早期退職などをはじめ、働く人にとっての環境が大きく変化し不安材料が増えてきた中で、キャリアの悩みも多様化しかつ複雑なものとなっているという。こうした中で、キャリアについて一人で悩むのではなく、プロのコーチやカウンセラーに相談をすることへのニーズが高まり、利用できるサービスも急速に増えているという。より一人ひとりの状況や悩みのタイプに合ったサービスを利用することができるように、数多くのサービスについて、ひと目で理解できるようなカオスマップを作成・公開したとのことだ。

本カオスマップでは、サービスを以下3つのカテゴリを切り口に分類されている。
・キャリア相談／カウンセリングサービス
・行政サービス
・転職エージェント
また、各カテゴリ内においても特徴別に分類をしているため、キャリア相談サービス利用者の状況や悩みに合ったサービスが見つけやすいようなマッピングとなっているとのことだ。

従来は、キャリアの相談先として行政サービスや転職エージェントが中心だったが、令和に入りキャリア相談／カウンセリングサービスが増えているという。キャリア相談／カウンセリングサービスは、転職前提ではなく、より自分らしい生き方・働き方をキャリアトレーナーのコーチングのもと追求し、それを実現していくための手段をサポートしてもらえる特徴がある。実際にその効果として、totolaboがキャリアコーチングを受けた100名に調査したところ、利用者の74%がコーチングに満足しており、86%の利用者がモチベーションの高まりを実感しているとのことだ。特に効果の実感が高かった点が以下5つとなっている。
・自己理解が深まった（39件）
・やるべきことが明確になった（31件）
・理想や目標が明確になった（30件）
・キャリアプランが明確になった（28件）
・自分自身の課題が明確になった（25件）