「メルカリ物価・数量指数からわかる11月トレンド」が発表
2022/12/19
メルカリ総合研究所は、「メルカリ物価・数量指数からわかる11月トレンド」を発表した。
■11月のポイント
・ベースメイクの取引はコロナ禍前と同水準に復調
2022年11月、物価指数が上昇・下落した商品カテゴリーTOP10(前年同月比)
2020年5月から数量指数が高い水準を維持し続け、新型コロナウイルス感染症の拡大期も数量指数は基準値(2018年1月)より4倍の取引数を維持しながら推移し、2022年5月以降はやや落ち着きを見せているが、2022年11月時点でも基準値より3倍の取引数となっている。
昨今の一次流通における化粧品の値上げもあり、「コスメ・香水・美容」の各カテゴリーのメルカリ物価・数量指数をみると、「メルカリ」におけるベースメイク関連商品は、物価・数量指数ともに上昇基調にあることがわかった。ベースメイクは、新型コロナウイルス感染症が拡大する初期(特に2020年4月時点)に数量指数が下落。外出機会の減少に伴い、「メルカリ」ではベースメイクの買い控えが起こった可能性が示唆されるという。一方、2022年11月時点の数量指数(1.43)は、2020年1月時点の数量指数(1.44)とほぼ同水準となっている。また、メルカリが発表した2022年「メルカリトレンドワード」の急上昇カテゴリーランキングでも「ベースメイク」がトップになるなど、外出制限がなくなり、外に出る機会も増えたことから、コロナ禍前と同程度に取引が行われるようになったと考えられるとのことだ。