大日本印刷、岐阜市とスマートフォンを使ったデジタルキー活用の実証実験を実施

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、岐阜県岐阜市と共同で、市庁舎においてデジタルキーを活用した職員の利便性向上などを検証する実証実験を2022年4月から2023年1月まで実施したと発表した。

岐阜市が目指す「岐阜市DX推進計画」への貢献にも向けたこの実験については、職員から高い評価を得ることができたという。この成果を踏まえて、市民が利用する公共施設における実証実験の実施などについて検討するとのことだ。

■実証実験実施の背景と得られた成果

岐阜市は、デジタル技術の活用によって、市の人々がより豊かに暮らせるまちづくりを目指した「岐阜市DX推進計画」に基づき、さまざまな取り組みを実施している。その中で、岐阜市とDNPは、市役所庁舎内の執務室・会議室と専用書庫を対象として、スマートフォンに搭載したデジタルキーでドアを開閉する実証実験を2022年4月~2023年1月に行った。体験した職員から「鍵の受け渡しが不要となり、業務効率化につながる」(全体利用者の98%)「鍵の紛失や盗難リスクがなくなる」(全体利用者の70%)「スマートフォンが鍵となるため利便性が高い」(全体利用者の69%)といった高い評価があるなど、デジタルキーを活用したDXによって、施設で働く人の効率が向上することを確認できたとのことだ。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース

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