「フリーランスコンサルタント案件紹介カオスマップ2023」が公開

KICK ZA ISSUE株式会社は、フリーランスコンサルタント案件紹介カオスマップ2023を作成・公開したと発表した。

■作成の背景

昨今、企業のDX推進は至上命題となり企業はその対応に迫られているという。しかし企業内では既存ビジネiスの維持に多くのリソースを割いているのが現状であり、DX推進等の先進的な取り組みにリソースがさけていないのが実情とのことだ。またDX推進等の先進的な取り組みをリードできるノウハウを持った社員が確保できている企業は多くはなく、その推進を外部のコンサルタントに依頼する企業がほとんどだという。このような時世に合わせ、国内のコンサルティング市場は拡大の一途を辿っており、IDC Japanがまとめた「国内コンサルティングサービス市場予測」によると、2020年の市場規模は前年比1.1%増の8623億円になり、2025年に1兆2551億円に達するとのことだ。

またサラリーマンの働き方も多様化しており、会社に所属していながら副業で収入を得る人や、フリーランスとして独立する人も年々増えているという。ランサーズ株式会社が発表した「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」では、2021年10月時点でフリーランス人口は約1577万人、経済規模は約23.8兆円であり、調査を開始した2015年と比較すると、フリーランス人口が約640万人、経済規模が約9.2兆円増加しているとのことだ。

このような「コンサルティング市場の拡大」と「フリーランス市場の拡大」は、「DX推進の必要性」「働き方の多様化」というトレンドを鑑みると当然の潮流と言えるという。この潮流に合わせて、フリーランスコンサルタントとして活動する人の数は増えており、そのようなフリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービスも増加しているという。今回、そのような増加するフリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービスを一覧化することで、フリーランスコンサルタントとして活動する人が利用するサービスを選ぶ際の一助になればと思い、「フリーランスコンサルタント向け案件紹介サービスカオスマップ2023」を作成することとなったとのことだ。
出典元:プレスリリース
今回作成されたカオスマップでは、各サービスが紹介している案件の種別に応じて、「総合系」・「IT系」・「戦略系」・「人事系」・「マーケティング系」の5つのグループに分けられている。分類別に見ると、「総合系」に分類されるサービスを提供する企業が最も多く22社ある。「IT系」が二番目に多く18社だ。なお「IT系」に掲載されている対象サービスは「PM・PMO・PL・ITコンサルタント」の職種を募集しているサービスのみに限定されている。次いで「戦略系」に分類されるサービスを提供する企業が2社、「マーケティング系」に分類されるサービスを提供する企業が2社、「人事系」に分類されるサービスを提供する企業が1社という結果になった。

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