フィナンシェ、丸井グループからの資金調達を実施

株式会社フィナンシェは、株式会社丸井グループを引受先とした資金調達を実施したと発表した。

■資金調達の背景と目的

今回の資金調達では、フィナンシェのビジネスの拡大に資する事業連携を目的としているという。丸井グループは、「マルイ」「モディ」などの小売、「エポスカード」「tsumiki 証券」などのフィンテックに未来投資(スタートアップ企業や新規事業への投資)を加えた、共創を基盤とした三位一体のビジネスモデルを展開している。「お客さまのお役に立つために進化し続ける」「人の成長=企業の成長」という経営理念に基づき、「すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブで豊かな社会を共に創る」をミッションに、さらなる企業価値の拡大を目指しているとのことだ。

また、2026年3月期までの中期経営計画において、「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの『しあわせ』を共に創る」「共創のプラットフォームをつくる」という3つのテーマからなる「インパクト」を設定しており、これらを達成するための重点項目の一つである「一人ひとりの『好き』を応援」の実現に向けて、フィンテック・小売事業一体のビジネスモデルを推進している。他方で、フィナンシェは「Empowering the next billion dreams(10億人の挑戦を応援する)」をビジョンに掲げ、ブロックチェーンを活用したトークン発行型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」やNFT事業、IEO支援事業などのトークンを活用したコミュニティおよびエコシステムの形成を支援する事業を展開している。

丸井グループとフィナンシェのビジョンは合致しており、丸井グループが手掛ける小売・フィンテック領域においても、トークノミクスを応用することにより更なる発展が見込まれるものと認識しているという。両社の顧客・ユーザー基盤、事業ノウハウ等を掛け合わせることにより、「FiNANCiE」とエポスカードの連携や、「マルイ・モディ」店舗でのイベントなど、両社のシナジーを最大化する共創を検討するとのことだ。
出典元:プレスリリース

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