ホロラボ、NTT都市開発の提供する実証実験企画「旧広島市民球場のデジタル再現プロジェクト」に技術協力

BIMやフォトグラメトリによるデジタルアーカイブなど、ホロラボではこれまでも様々な空間のデジタル化やXRでの可視化、新体験の実現に取り組んでたという。今回同社は、2012年に解体された「旧広島市民球場」の3Dデジタル再現プロジェクトに参加している。同再現プロジェクトは、旧広島市民球場跡地に新しく生まれる市民公園「HIROSHIMA GATE PARK」を手掛ける共同事業体の代表法人であるNTT都市開発による実証実験として企画、推進されるもので、同社はデジタル3D建築のノウハウとXR技術を提供するべく企画の初期段階より参加していたとのことだ。

旧広島市民球場の開場は昭和32年（1957年）で、当時から何度も改築をされていたが、広島市公文書館が昭和32年当時のものを含む294枚の図面や資料を所蔵しており、今回はそれらを頼りに3Dデジタル再現を試みているという。

図面が無い、もしくは改築の関係で不明な箇所は、資料写真などからの再現も試みている。

リアルに再現した旧広島市民球場はXR技術により体験可能となるとのことだ。