AI技術を活用したオンラインによる企業・健保向け特定保険指導サービス「Healthy Lab Coacing」が提供開始

株式会社M-aidは、AI技術を活用したオンラインによる特定保険指導サービス「Healthy Lab Coacing」を2023年4月より本格提供開始すると発表した。

本サービスは、M-aidが企業や健康保険組合向けに開発した健診結果の管理等を行うヘルスケアDXシステム「Healthy Lab」と、日本電気株式会社(以下、NEC)のAI技術「異種混合学習技術」を活用した「NEC健康結果予測シミュレーション」との連携により、健診結果のデータ取得からAIによる分析・保険指導・行動変容の促進までをワンストップで提供することに加え、クラウド型保険指導システムも活用してオンラインで保険指導を行うサービスだ。本サービスを2022年4月から先行導入している企業の健康保険組合では、導入前と比べ保険指導参加率・完了率ともに向上の傾向が見られたことを受け、今後、M-aidはNECとの共同事業として、東海地域を中心とする企業および健康保険組合へ本サービスの導入拡大を目指すとのことだ。

■本サービス提供の背景

近年、企業および健康保険組合が、社員およびその家族の健康をマネジメントして健康維持・増進を図ることで、医療費削減や生産性アップ、企業価値の向上を推進する「健康経営」への関心が高まっており、社員の健康に対する意識改革・行動変容のための仕組みが求められている。加えて、新型コロナウイルス感染拡大の影響等により、対面での保健指導の実施が難しく、保健指導の参加率向上と効果的指導に向けた新たな施策が求められていたとのことだ。

■本サービス導入の効果

本サービスを先行導入している企業健保において、以下の効果を確認したという。
(1)社員の生活改善意識の向上
AIによる健康診断結果に基づいた将来の検査数値の予測と、AIが提案する効果の高い生活改善提案を実践した場合の将来予測を分かりやすく比較・可視化することで、社員の健診結果に対する理解が高まり、生活改善意識の向上に繋がった。
(2)保健指導参加率・完了率の向上
Healthy Lab Coachingの予約管理機能、リマインドメール自動配信機能などや、オンラインでの保健指導により、サービス導入前と比べて、保健指導参加率および指導完了率は、それぞれ1.5倍以上の向上に繋がった。
出典元:プレスリリース
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