東北大学とeMind、共同研究講座「てんかんスマート医療共同研究講座」を設置

株式会社eMindは、東北大学医学系研究科と、2022年10月1日に「てんかんスマート医療共同研究講座」を設置したと発表した。

■共同研究講座設置の背景

2021年には世帯保有率97%を超える普及率である情報通信機器、その中でも特に身近なデバイスであるスマートフォンやウェアラブルデバイスには、多種多様なセンサー・機能が搭載されており、その操作ログは、今や人の認知や行動と密接な関係にあるという。
出典元:プレスリリース
本研究講座では、同社が保有する、デジタルデバイスから得られるデータを用いたAIによる予測技術をてんかん分野に応用し、てんかん患者の身体的・精神的・社会的側面を支援することを目的とする。東北大学のてんかん入院患者を対象に、入院精査期間中の各種生体信号・行動情報、心理社会的側面の評価データ、専用のスマートフォンアプリによる日常生活におけるデータを、AIにより解析することで、てんかん発作の予知や心理状態の推論モデルを研究し、身体的・精神的・社会的アセスメントと、その相関性を検証する。
出典元:プレスリリース

■共同研究講座の概要

・名称
てんかんスマート医療共同研究講座

・目的
デジタルデバイスとAIにより、てんかん患者の身体的・精神的・社会的側面を支援

・研究代表者
東北大学:中里 信和 医学系研究科・教授
eMind :古村 智 取締役COO

・研究実施場所
国立大学法人東北大学

・設置期間
2022年10月から2025年3月

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