SMBCグループとHashPort、社員証SBTと保有者間でのみ流通するトークンに関する実証実験を実施

株式会社HashPort(以下、グループを総称して「HashPortグループ」)は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、グループを総称して「SMBC グループ」)および連結子会社である株式会社三井住友銀行と共同で、移転不可能なNFTであるソウルバウンドトークン(SBT)を用いたSMBCグループの社内コミュニティ形成に関する実証実験を2023年4月〜6月にかけて実施すると発表した。

HashPortグループおよびSMBCグループは、2022年12月8日のSBT領域における業務提携の検討の公表以降、実証実験の第1フェーズに向けて準備を進めてきた。本実証実験を通じ、SBTの発行・保有に係る技術的事項の検証とSBTを起点とするコミュニティ形成に関するノウハウの蓄積を行う。実験の第1フェーズ完了後は、本実験で培った知見に基づき、他の企業の参加も得る形でさらなる実験に取り組んでいく方針だという。
出典元:プレスリリース

■実証実験第1フェーズ概要

実験に参加するSMBCグループの従業員宛に、HashPortグループが提供するブロックチェーンであるパレットチェーン(Palette Chain)上で、社員であることを証明するSBTと、実験参加者の間で流通する、「ミドりぽ」と呼称するファンジブルトークン(FT)を配布する。実験参加者は、SMBCグループの社内チャットツール内で形成されるコミュニティに参加する。コミュニティ内では、テーマ別にトークルームを形成し、コミュニティに貢献する​​発言・行動をしたメンバーに感謝の証としてミドりぽを送付できるようにする。実験終了時にミドりぽを一定数以上保有していた参加者には、特典を付与する予定だ。
出典元:プレスリリース

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