GMOインターネットグループ、九州大学で講義を実施へ

GMOインターネットグループ株式会社は、2023年6月14日より、国立大学法人九州大学で「インターネットサービスを支える技術」をテーマとした講義(全8回)を受け持つこととなったと発表した。

■講義実施の背景

九州大学は、「Kyushu University VISION 2030」を掲げ、「総合知で社会変革を牽引する大学」の実現を目指しているという。多様なアプローチによる自由闊達な研究と、それらが基盤となって生み出される先端研究や、未来を拓く探求心旺盛な学生を育てる教育のひとつとして企業が担当する講義を実施している。同社は、1995年にインターネット事業を開始して以来、インターネットインフラ事業をはじめ、110社に上るグループ各社において様々な事業を展開してきた。今回このような機会があったため、講義を実施することとしたとのことだ。

■講義概要

授業期間:2023年6月14日(水)~8月2日(水)
授業数:週1回/全8回
講師:GMOインターネットグループ株式会社 パートナー(従業員)
全8回の授業を通して以下の3つのテーマを網羅的に学習する。
・情報テクノロジー
Webサービスの開発に必要な工程やシステム開発について学ぶことができる。商用クラウドを用いてアプリケーションサーバを構築・運用する実践経験を得ることができる。また、マインクラフトを使用してプログラミングの基礎的考え方を学び、プログラミング的思考力を養うことができる。さらに、グループワークを通じて課題解決思考の基礎を学ぶことができる。
・セキュリティ
セキュリティに関するリスク、脅威、脆弱性、情報資産について解説した後、グループでマインクラフトを使用して、脅威から情報資産を守るための一連の流れを模擬体験する。演習を通じて、ユーザー企業が取り組むセキュリティ対策についても学ぶことができる。
・情報モラル
SNS上で第三者を誹謗中傷する投稿をしてしまった場合、最新の法改正を踏まえて、その後どのような処理が行われるのかについて学ぶことができる。

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