EMARF、ChatGPTを活用し会話から3Dモデルを生成するツール「EMARF AI(仮称)」の開発に着手

VUILD株式会社は、木材のクラウドプレカットサービス「EMARF」が、ChatGPTを活用し、会話から3Dモデルを生成することができるツール「EMARF AI(仮称)」の開発に着手したと発表した。

「EMARF AI」は、ChatGPTを活用した、AIとの会話から3Dモデルを自動で生成するデザインツールだ。チャットから自動生成された3Dモデルは即座に図面化され、ボタン一つでEMARFで注文することが可能だ。つくりたいもののイメージを、AIに伝えるだけでデザインモデルが出来上がるため、CADやillustrator等の設計ソフトを使えない人や、設計スキルがない人でも、イメージ通りの家具や空間をつくることができる。また、デザインの補助ツールとしても利用可能だ。

◾︎開発の背景

「誰もが自分の暮らしを自分の手でつくることができるような世界にしたい」という想いで2018年にサービス提供を開始したEMARFだが、その中で、「つくりたいものはあるけれど構造や接合部の設計の仕方がわからない」「どのようにデザインすればいいかがわからない」「設計ソフトを使えない」などの声がユーザーからあることも多く、設計プロセスのハードルの高さに何度も直面してきたという。EMARF AIの開発は「設計することがハードルなのであれば、そのプロセスを簡略化し、ハードルを下げることが必要なのではないか」という課題意識からスタートしたという。理想の暮らしを自らの手でつくることが、誰にとっても当たり前になる未来を目指すとのことだ。

◾︎ツールの特徴

①AIとのテキスト会話で3Dモデルを自動で生成ー設計スキルがなくても理想のデザインをカタチにー
欲しいもののイメージをAIにチャットで伝えるだけで、自動で3Dモデルを生成。その後、細かいサイズや形状に関する指示をテキスト入力すると、生成された3Dモデルのデザイン編集ができるため、思い描く理想のデザインに限りなく近づけることができる。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
②そのまま制作依頼が可能ー接合部や構造強度まで自動で設計され、組み立てるだけのパーツの状態で届けるー
自動生成された3Dモデルの中から、気に入ったものをEMARFで加工依頼することができる。接合部や構造強度も自動で生成されるためモノづくりが初めての人でも安心して制作することができる。制作金額の見積も自動で算出され、注文するとデジタル木材加工機「ShopBot」で加工された木パーツが1週間程度で届き、組み立てられる。
出典元:プレスリリース

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