デロイト トーマツ グループ、テクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2022 Japan」を発表
2023/5/22
デロイト トーマツ グループ(以下、デロイト トーマツ)は、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業を対象にした収益(売上高)に基づく成長率のランキング、「Technology Fast 50 2022 Japan(以下、Fast 50)」を発表した。
◾︎2022年度のランキング傾向
事業領域別の構成比を見ると、最も多かったのがソフトウエアで全体の66%、2位がメディアの14%、3位が通信で10%だった。受賞企業の中には、クリーンテック、ハードウエア、およびライフサイエンス領域の企業も含まれている。いずれの領域においてもAIやSaaS、プラットフォーム運営などの事業を展開する企業の受賞が目立ったという。
受賞企業の売上高規模の内訳では、50億円未満の受賞企業(10億円未満、10億~50億円未満の合計)の比率が拡大し、前回を18ポイント上回る84%となった。一方、50億円以上の受賞企業(50億~100億円未満、100億~500億円未満、500億円以上の合計)の比率は2019年から26%、28%、34%と右肩上がりで推移していたが、22年は16%と低下している。