「コンサルティング会社 カオスマップ」2023年版が公開

2023年のコンサル業界におけるホットトピックの一つに、グローバルファームによる大規模なレイオフが挙げられるという。米国IT企業群に続く大量解雇の波は業界外からも注目を浴び話題となったとのことだ。しかし一方で、DXやサステナビリティ、事業戦略等に関するプロジェクトは増加の一途を辿っており、業界全体は堅調な成長を見せているという。中でも、DX推進などのデジタル変革は、ここ数年大きなテーマとなっており、企業から求められる支援領域はより複雑化し、明確な線引きができなくなってきているとのことだ。そこで、加速度的な変化を続けるコンサル業界のカオスマップを作成することで、コンサル業界の今を見える化した。サークル形式のカオスマップを採用することで、拡大するコンサルファームの得意領域をわかりやすく表現した。「コンサルティング会社 カオスマップ2023」では、主要な64社のコンサルファームを掲載している。

「コンサルティング会社 カオスマップ」では、代表的なコンサルティングファームの得意領域を9つに分類し、その特徴とテーマを詳しく解説。さらに、コンサル業界動向に関する考察も掲載している。最新版の「コンサルティング会社 カオスマップ2023」では、64社のコンサルティングファームを各社の得意領域に合わせてマッピングしている。また、分類区分は実態に沿って細分化したという。例えば「業務」領域をトップライン向上や業務効率化などを軸とする「ビジネス」と、ITサービス導入支援を軸とする「IT」に分けることで、複雑化する分類が直感的に分かるように工夫しているとのことだ。