凸版印刷、学校と地域をつなぐ教育支援マッチングサービス「まちスク」を開発
2023/6/15
凸版印刷株式会社は、学校の課外授業ニーズとそれに対応できる地域企業・人材などを専用のアプリ上でマッチングするサービス「まちスク」を開発したと発表した。
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■開発の背景
同社は、2020年8月から一般社団法人AiCTコンソーシアムの教育WGのリーダー企業として、会津若松市の小・中・高等学校延べ70校強、2,800名以上への授業支援等を行ってきた。学校と地域社会の連携における課題の把握や、地域企業・人材のネットワーク構築などこれまでの活動を通じて培った知見を元に、今回、教育支援マッチングサービス「まちスク」を開発。AiCTコンソーシアムの教育WGとも連携しながら地域全体で子ども達の成長を支援する社会の実現を目指すとのことだ。
■「まちスク」の特長
地域内限定のプラットフォームとして、学校と支援企業・人材をマッチングさせることで距離・場所の制約によるミスマッチングを抑制させる。また、支援企業・人材は地域内で誰がどのような支援を実施しているかを把握することができるため、地域内のコラボレーションの活性化が期待できる。
・調整業務の負荷低減をデジタルで解決
これまで学校と地域企業の間で発生していた事前リサーチや、依頼書の送付等の手続きを本サービス内で一元化させることで調整業務負荷を軽減する。
・支援内容に対する評価を蓄積し、授業の質向上に貢献
地域企業や人材の支援内容に対する学校の評価をアプリ上に登録、蓄積することが可能だ。これにより支援を実施した企業や人材に改善点のフィードバックを行うことができ、教育支援のさらなる質向上につなげる。