ダイナミックプライシング型プライオリティチケットシステムを搭載したデジタルパークマップ「プラチナパーク」が提供開始

ボールドライト株式会社は、2023年6月19日、レジャー施設DXを加速させる「プラチナパーク(PlatinaParks)」の提供を開始したと発表した。

プラチナパークは、レジャー施設のインタラクティブなパークマップを構築・運営可能なレジャー施設DXプラットフォームだ。パークマップ上には、混雑情報、スタンプラリー機能を統合しており、ダイナミック・プライシング型プライオリティ・チケットシステムも搭載した。
出典元:プレスリリース
アミューズメントパーク、テーマパーク、動物園や水族館等のレジャー施設は、少子高齢化による市場規模縮小と人手不足という課題に直面している。少子高齢化の進行により従来のメインターゲットであるファミリー層が減少し収益を圧迫しており、従来のターゲットにとらわれず幅広い層の顧客を取り込んだ上で、顧客満足度を向上させ、より多くのリピーターを獲得すると同時に顧客単価を向上させることが求められているという。減少する国内需要を補うべくインバウンド需要を取り込んでいくことにより、来場者数を維持、増加させていくことも必要だという。一方、少子高齢化の影響で人員不足も深刻で、特に若い世代の人材確保が難しい状況であり、少ない人員で質の高いサービスを提供し来場者を増加させていくために、業務の効率化が求められているとのことだ。

同社はレジャー施設の課題である顧客満足度の向上と収益最大化を目的に、デジタルパークマップをインターフェースとしたレジャー施設向けのデジタルパークマップ・プラットフォーム「プラチナパーク」を開発した。ファン・リピーター獲得、幅広いターゲット層の取り込み、業務効率化を実現し、少ない人員で質の高いサービスを提供可能にするとのことだ。
出典元:プレスリリース
プラチナパークは従来の紙製ガイドマップをデジタル化し、グラフィカルでオリジナルなパークマップをスムーズに構築できる。多彩な表現でパークの世界観を表現でき、混雑状況・待ち時間の可視化や目的地への経路検索により、混雑緩和や待ち時間短縮を実現し、顧客満足度の向上、ファンやリピーターの獲得に貢献する。WEBブラウザで公開できるため、誰でも簡単にスマートフォンから利用可能だ。紙製ガイドマップの限られた紙面には掲載しきれなかった多彩な情報をカテゴリ毎に表示することができ、幅広い顧客層の求める情報を掲載することができる。11ヶ国語(日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、スペイン語、フランス語、ベトナム語、インドネシア語、タイ語、ミャンマー語)に対応しており、設定も簡単で、インバウンド対応のために各言語の紙製ガイドマップを準備しなくても海外の顧客が使うことができる。紙製ガイドマップで発生していた印刷、補充の業務や、内容に変更があった場合の、データの修正、印刷、差し替え等の業務について、プラチナパークは管理画面から入力、修正を行うだけで済むため工数を削減できる。また、利用者によく聞かれる項目をプラチナパーク上に都度反映させることもでき、業務効率化を実現する。

プラチナパークで利用できるダイナミックプライシング型・プライオリティチケットシステムを通じ、レジャー施設の一番の魅力であるアトラクションを並ばず利用できるプライオリティチケット(優先利用券)を、来訪者は手元のスマートフォンからいつでも購入できるため、体験価値や顧客満足度が向上するという。チケットは混雑状況や待ち時間の可視化によりリアルタイムで自動的に価格設定され、施設運営者は需要予測に基づく価格設定の手間なく、収益の最大化や混雑状況の最適化を図ることができるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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