Matterport、デジタルツインプラットフォームに生成AIを組み込む「Genesis」を発表

Matterport, Inc.は、世界各地で物件ポートフォリオの効率性と収益性の向上を求める顧客に応え、デジタルツインプラットフォームに生成AIを組み込む新たなイニシアティブ「Genesis」を発表した。

Genesisは、同社のCortex AIやProperty Intelligenceといったディープラーニングおよびコンピュータビジョンの技術と生成AIを組み合わせ、新世代のデジタルツインを実現する。例えば、正確な寸法の3D空間から、インテリアを取り除いたり、新たにデザインしたものを表示したりすることができる。新しいデザインコンセプト、運用時のレイアウトなど、空間利用の要件も、建物のサイズや住宅用・商用といった種別に応じて迅速に評価およびカスタマイズされる。本プロジェクトは、同社の10年に及ぶ人工知能の専門知識と、3D空間データライブラリ(27億平米以上のデジタル化された物理空間データを格納)が基盤となっており、建築物の世界におけるあらゆる物件のマーケティング、管理、再構築を全自動で支援するという。

同社のデジタルツインプラットフォーム上に生成AIを組み込むGenesisは、不動産セクターの運用効率と意思決定プロセスの向上が見込めるという。同社の価値ある建築空間インサイト(示唆)と、物件の設計、レイアウト、活用を正確な寸法で限りなく現実に近い3Dで自動的に高める機能が融合されるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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