茨城県とObotAI、ChatGPTの業務活用についての実証実験の協定を締結

株式会社ObotAIは、茨城県と、ChatGPTの業務活用についての実証実験の協定を締結したと発表した。

全国の自治体において、デジタルの力を活用し、業務効率化や生産性向上を図る取り組みが行われている。同社では、これまで多言語対応に特化したAIチャットボットをはじめとしたサービスを、問い合わせ対応業務など行政サービスの新たな手段として自治体向けに提案してきた。また、最近ではChatGPTを組み込んだチャットボットの開発をはじめ、ChatGPTをビジネス上の業務効率化や生産性向上を図る活用方法などにも力を入れて取り組んでいるという。このような中、茨城県では、多様化する行政課題や県民ニーズに対応するため、デジタル技術を活用した新たな行政サービスの創出や業務改革の推進を図る「DX推進プロジェクト」に取り組んでおり、今年度のテーマの一つとして「生成AIを活用した業務改革」の実現に向けた実証実験を行うこととしている。同社は、今回、茨城県の「DX推進プロジェクト」に参画し、ChatGPT利⽤による作業時間の短縮効果など、ChatGPTの有用性の検証を行うとのことだ。

実証実験概要:入力情報が外部に流出しない環境において、ChatGPT等の生成AIが学習データを参照することにより適切な回答を生成する仕組みを構築し、構築した仕組みの有用性を検証する。

対象業務:財務会計事務

実証実験期間:令和5年6⽉20日から令和5年9⽉30日まで
出典元:プレスリリース

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