DXやGXをテーマに掲げたアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」が参加企業の公募を開始

パナソニックグループは、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック エレクトリックワークス)が、2022年度に続き、2023年7月4日よりReGACY Innovation Group株式会社と共同で、アクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」に参加するスタートアップの公募を開始すると発表した。

本プログラムは、3年目の取組みで、スタートアップ企業と共に、今と未来のくらしをより良くするためのイノベーション創出を目的に実施する。2022年度と同様に、電気設備業界のニーズやパナソニック エレクトリックワークスがくらしのインフラを変革していくという構想を、スタートアップ企業がイメージしやすいように募集テーマを設定。これによりスタートアップ企業と行う共創活動の質と開発のスピードを加速し、活動期間終了後の協業継続や事業化実現へと繋がることを期待しているとのことだ。

2023年度は、パナソニック エレクトリックワークスの主軸のビジネス領域である電気設備業界の課題に挑戦。DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じたCX(顧客体験)の革新や、脱炭素社会に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)をテーマに掲げ、スタートアップ企業との共創により、社会課題の解決を目指す。また、応募テーマ範囲及び共創のフィールドを拡大し、多様な課題に挑戦し、さらに、よりグローバル視点(スタートアップ企業との共創による海外展開)での活動にもチャレンジするという。

本取組みにおいて、参加を希望するスタートアップ企業からの応募を2023年7月4日から9月8日まで受け付ける。書類や面談による選考を実施し、選考を通過した企業と共に、2024年3月までを活動期間として、共創アイデアを構想・検証、以降の事業化や社会実装に繋げる。

募集テーマ領域:DXテーマ、GXテーマ、その他

(1)空間CX:暮らす空間・働く空間・移動空間の顧客体験向上
・Well-being
・室内/車内環境のパーソナライズ化
・生活/業務サービス
・生活/業務コンシェルジュ

(2)建物CX:建物マネジメントの省人化・自動化・高度化
・建物OS/BIM/ロボ
・建築プロセスDX(設計/見積/調達/施工/教育)
・環境計測/制御
・工場/倉庫/商業/店舗のスマート化
・レジリエンス(BCP・防災/防犯・教育等)

(3)社会インフラDX:社会資本・公共事業のスマート化・レジリエンス向上
・都市OS
・スマートシティ関連技術
・インフラ保守・監視(街灯・道路・トンネル等)
・レジリエンス(BCP・防災/防犯・教育等)

(4)エネルギー:住宅・企業・地域のエネルギー最適化
・次世代創エネ/蓄電(太陽光/水素/バッテリー)
・エネマネ/リソースアグリ
・EV充放電サービス
・ガス/水素関連ソリューション
・無線給電

(5)脱炭素:住宅・企業・地域のGHG排出量削減
・環境貢献定量化
・カーボンクレジット
・取引PF
・DAC/CCS/CCUS

(6)サーキュラーエコノミー:資源循環社会の実現・循環型もの作り
・革新素材
・寿命診断
・トレーサビリティ
・資源回収
・シェアリング

(7)その他、EW事業領域を踏まえた提案

スケジュール:
2023年7月4日(火):募集開始
2023年9月8日(金)18:00:応募締切
2023年9~10月:選考期間
2023年11月2日:最終選考会
2023年11月〜2024年3月:アクセラレータープログラム期間
2024年3月13日:成果発表
出典元:プレスリリース

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