デライト・ベンチャーズ、2号ファンドを設立し150億円規模でファーストクローズ

株式会社デライト・ベンチャーズは、150億円規模となるデライト2号ファンド(ファンド名称:デライト・ベンチャーズ2号投資事業有限責任組合)をファーストクローズしたと発表した。

今回は、DeNAをアンカーインベスターとして、また三菱UFJ銀行を大口インベスターに迎え、機関投資家・金融機関(第一生命、日本生命、みずほ銀行、三井住友銀行、横浜銀行)や事業会社(三井不動産 他)が出資した。

1号ファンドはDeNAの単独出資だったが、今回立ち上げたデライト2号ファンドでは、大部分を外部の投資家が出資した。デライト2号ファンドにおいても1号ファンドに続き、以下の領域のスタートアップへの投資に注力するとのことだ。
投資テーマ:1. 情報の非対称性を解消するビジネス、2. 社会生産性を劇的に改善するビジネス、3. 社会の持続性に直接貢献するビジネス
投資先特徴:1,000億円以上の経済規模をもった課題を解決するビジネスまたは、海外市場をターゲットとし、世界規模の成長を目指すビジネスを展開するスタートアップ。シード〜シリーズA前後のステージを中心に投資。

■デライト2号ファンド組成の背景

米国テック企業の株価暴落やシリコンバレーバンクなどの経営破綻を受け「スタートアップ冬の時代」と言われる中、今こそ本質的で大きな課題解決を目指す、骨太なスタートアップへの支援強化が必要だという。同社は2019年の創業以来、日本のスタートアップエコシステムの変革を目指し、支援を行ってきた。日本は世界第三位の経済大国であるにもかかわらず、エコシステムが特殊な環境で進化しているため、これまでスタートアップが大きな成長を実現しづらかったのが現状だという。小規模での上場が相次ぎ、スタートアップが与える経済インパクトが限定的なため、エコシステム全体が成長しない悪循環が生じてきたとのことだ。同社は、こうした課題の解決を目指し、南場智子氏、渡辺大氏、浅子信太郎氏をはじめとする、起業家・事業家が運営するベンチャーキャピタルだ。海外進出を牽引した起業家・事業家としての経験を踏まえて、初期からの海外進出も含む、スケーラビリティを視野に入れたアドバイスと支援を起業家に対して行えるのが特徴だという。大きな価値提供を目指すことができるスタートアップの創出を後押しすることで、日本のスタートアップエコシステムの進化への貢献を推進するとのことだ。

■概要

ファンド名称:デライト・ベンチャーズ2号投資事業有限責任組合
マネージングパートナー :南場智子/渡辺大/浅子信太郎
無限責任組合員(GP):株式会社デライト・キャピタル
有限責任組合員(LP):国内の機関投資家、金融機関、事業会社
ファンド規模:151.5億円
投資ステージ:シード〜シリーズAが中心
運用期間:約10年間(延長あり)

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